女子だけ座談会

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テーマ2:自分らしく働くとは

座談会写真1

C.H.
私は、配属当初からお客様や各部署と関われる部署にいて、やりがいを実感しています。1,2年目の目標設定は明確にできているのですが、「将来どんな技術者になりたいですか」と聞かれると、今はまだ具体的には出てきません。
M.K.
大丈夫ですよ。まだ、目の前の仕事で精一杯という時期ですから、「こんな技術者になりたい」と答えるなんて、無理! 仕事をしていく過程で、自分はどのようなことが好きで、頑張りたいのかが見つかります。それで初めて、「こんな仕事をしたい」という志が育っていくと思います。
E.H.
私はやっと、1つのテーマを任せてもらい、主体的に取り組んでいます。それは軸受のラインを立ち上げる仕事。新しい加工法を取り入れて、まずは日本国内でモデルラインとして完成させようと。2~3年後くらいにできれば良いと考えていますが、本当にまだまだこれからで。だから、その仕事で精一杯です。
A.A.
もともと電気屋ということもあって、機械の知識が足りないと痛感しています。機械要素とか、力学とか、本来は学生時代に身に付ける知識です。それでも、重要な打合せをすべて任せてもらえる技術営業に成長したいので、通勤時間を利用して勉強しています。

座談会写真2

N.H.
色々な仕事を経験させてもらいましたが、中立的な立場で各方面に気を配る仕事が多かったと思います。1から100まで責任を持ってできるという得意分野が、私にはまだありません。技術者らしく、得意分野を持つことが当面の目標です。
M.K.
私は得意分野のトライボロジー技術を通じて、社会貢献したいと思います。そのために、「Y」字型の人間を目指す必要があると考えています。どういうことかというと、トライボロジーは、1つの技術だけでは成り立たない。機械的な設計面からの考え方、材料面からの考え方、それに化学的な潤滑剤からの化学的な考え方。この3本がなければ、良い仕事ができません。私の専門は化学なので、「Y」の縦棒のように深く掘り下げるのは当然。それに加え、設計、材料についても「Y」の斜め棒くらいまで深めたいということです。
M.K.
今日の皆さんの話では、「女性の働きやすさ」を考えずに働けるというNTNの良さをあらためて認識できました。でも、私たちが女性であるということも1つの縁だと思うので、うまく活用したいですよね。女性技術者の会というものをたまに開いて、交流を深めているのも、そのためです。コミュニケーションの機会をつくって、皆さんが仕事をしやすくなればいいと思っています。年齢を重ねると、仕事に対する思いや向き合い方に変化が出てきます。そんなときに、「先輩はどうやって乗り越えましたか?」と尋ねる相手がいると、心強いじゃないですか。そういう関係づくりをしていきたいと思っています。

テーマ2:自分らしく働くとは

  • なぜ技術者を目指したのか
  • この仕事を続けたい
  • 自分らしく働くとは

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