女子だけ座談会

ホーム > 女子だけ座談会/テーマ1:なぜ技術者を目指したのか

座談会参加者プロフィール

C.H.

2013年入社 品質保証
(磐田製作所 ドライブシャフト)

品質保証に関するお客様の窓口として、新規受注や設計変更に伴う書類作成や、製品の調査・分析を行っている。学生時代は理学部物理学科で超伝導体の作製や超伝導メカニズムについて研究した。

E.H.

2012年入社 研究開発
(生産技術)

新加工法を取り入れたベアリング製造設備の開発を担当。新しいラインの立ち上げプロジェクトを任されている。工学研究科物質系工学専攻修了。

N.H.

2010年入社 技術設計
(工作機・航空宇宙)

ジェットエンジン主軸用軸受の技術設計および品質管理業務に携わり、航空機部品の厳しい要求事項を1つひとつクリアしている。大学理学部では地震に関心を持ち、岩石の摩擦を研究。摩擦が縁でNTNに入社。

A.A.

2006年入社 技術営業
(自動車)

営業担当とともにお客様を訪問する技術営業。メーカーと社内設計・実験部門との間に立ち、仕様決定に向けた初期軸受検討や調整業務を行っている。育児休業の取得経験がある。工学部電気・電子工学科卒。

M.K.

1990年入社 技術設計
(自動車向け ドライブシャフト)

NTNにおける女性技術者の先駆け。業界を驚かせるほどの全く新しいドライブシャフトの開発に奮闘中だが、詳細は秘密。トライボロジー技術が専門。工学部合成化学科卒。

女性社員の平均勤続年数が、男性を上回っているNTN。産休・育休を経て働き続けるライフスタイルが、かなり以前から定着。磐田製作所敷地内の「ベアキッズらんど」のような託児所を他の生産拠点に開設する計画など、子育て支援の更なる充実を図っています。 現在は、より一層の制度充実や社員の意識改革を狙ったプロジェクトを展開中。女性の活躍を促すダイバーシティーの推進を強化するとともに、キャリア形成に対する女性社員やその上司の意識を高めることも目指しています。
このような環境で、女性技術者たちは何を思い、何を目指して働いているのでしょうか。キャリアを積み始めた若手から、20年以上の経験を持つベテランまで、5人の社員が集まり、語り合いました。

テーマ1:なぜ技術者を目指したのか

座談会写真1

C.H.
自動車整備士の父の仕事を見て育ったので、子どものときからものづくりが好きでした。当然、自動車部品にも興味がありました。
A.A.
私は機械ではなく電気が好きでした。小さいときから父親と電子工作をしていて、ハンダ付けにも親しんでいました。大学は電気と機械のどちらにするかを少し迷いましたが、「電気がなければ機械は動かないから」と電気屋の道へ進みました。
M.K.
私も同じような理由で、理科が好きだったので理系に。工学部を選んだのは、将来性があるかなと思ったからです。最初から「こういう製品をつくるぞ!」と思ってNTNに入ったわけではないんですよね、残念ながら。
E.H.
理系科目が好きで工学部に進んだのは、私も一緒です。大学で金属材料を研究したので、現在の仕事に関心を持つのは自然な流れでした。
N.H.
私は皆さんと少し違って、ものづくりよりも純粋に理論を突き詰めることが好きでした。大学では地震のメカニズムを明らかにするため、岩石の摩擦を研究しました。NTNで摩擦を研究したいと思って入社したので、技術部に配属されたことは意外でした。お客様の喜びの声が聞ける技術職の面白さが分かるまで、少し時間がかかりましたね。

座談会写真2

M.K.
みんな何かしら理系分野に興味やかかわりがあり、NTNで働いているんですね。でも一般的に、ものづくりの会社は男性社会のイメージをもたれがちです。そんな中、私たちは大きな不満もなく働いていますよね。
E.H.
職場では、男女の関係なく接してくれていると思います。「女性でも働きやすい」ということを感じないくらい。
M.K.
それだけ別け隔てがないということだと思います。私も、「女性だから頑張らなくては」と気負ったことはありませんでした。
N.H.
特別視されないので、居心地が良いですね。
C.H.
私の職場では、女性には持ちあげられない重さのドライブシャフトもあります。管理職をはじめ、同僚の男性社員はそれを理解してくれ、「それは自分達が運ぶから、あなたができることを積極的にやってほしい」と体力面ではサポートしてくれます。本当に働きやすい職場で、感謝しています。

テーマ2:この仕事を続けたい

  • なぜ技術者を目指したのか
  • この仕事を続けたい
  • 自分らしく働くとは

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