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NTNから学生のみなさんへ

取締役 代表執行役 執行役社長 CEO(最高経営責任者)  鵜飼英一取締役 代表執行役 執行役社長 CEO(最高経営責任者)  鵜飼英一

1918年、エネルギーロスを極小化するベアリングの研究開発からはじまったNTN株式会社。
以来、あくなき探求を続け、現在では自動車などあらゆる産業機械に必要不可欠なベアリングやドライブシャフトで世界有数のシェアを持つリーディングカンパニーとして、グローバルに事業活動を展開し、省エネルギー化に貢献するベアリングの提供を通じて、世の中のCO2削減に貢献しています。

モビリティにおける電動化やデジタル技術の進展、環境を含めた社会的課題への対応など、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした変化の中、私たちは創業以来大切にしてきた挑戦し続ける「開拓者精神」と、社会とともに発展する「共存共栄精神」という2つの創業者精神を礎に、これからも持続的な成長を続けるためにさまざまな変革に取り組んでいきます。

みなさんにはこの「変革」に一緒に挑戦し、事業活動を通じて社会課題の解決に貢献する誇りや喜びを感じながら、幅広い知識や経験を積んで成長し、グローバルに活躍していただきたいと思っています。
私たちと一緒に「なめらかな社会」の実現を目指し、次の100年の歴史を創っていきましょう。
みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。

執行役 川端 恭弘取締役 執行役常務 人事部門担当 白鳥 俊則

「豊かな人づくり」を目指す

私たちの主力製品であるベアリングは、あらゆる機械の回転を支える重要かつ精密な製品です。当社はベアリングのリーディングカンパニーとして100年以上にわたり、人々の豊かな暮らしや産業の発展を支えてきました。現在、NTNグループは、世界30カ国以上に200あまりの拠点を有し、世界中でビジネスを展開しています。
このような当社の発展は従業員一人ひとりの力の賜物であり、まさしく「企業は人なり」を実践してきた証です。
近年の急激な環境の変化に適応しながら、様々な社会課題を解決し社会価値、環境価値、経済価値の向上を図るには、組織と人材の変革が必要です。そのためには、価値向上に取り組む組織風土を醸成し、働きがいをもって仕事に取り組める多様な人材を育成する必要があります。その実現を目指し、当社グループでは、ESG課題の一つとして「豊かな人づくり」を掲げさまざまな取り組みを進めています。

グローバルな環境で活躍するということ

執行役 川端 恭弘

当社は国内外の勤務地を問わず、日常的に世界を相手にした業務に携わる環境があります。またメーカーであるため職種も技術、研究、生産、営業、管理部門など幅広く、多様なキャリアを描くことが可能です。
私は、今までに製作所や本社の財務・経理部門での勤務を経て海外に2度赴任しています。1度目はドイツで現地会社の管理、2度目は欧州全域の生産・販売を統括するなど、幅広い経験を積んできました。
職種や国・地域を超えたさまざまな職務体験は、多くの出会いと気づきを生み、一人ひとりの資質を向上させ、目指すキャリアを叶える仕事の糧となる。このことを、私は身をもって経験することができたと感じています。
当社が求める「自ら考え、自ら行動する人」とは、このような幅広い経験を経て自らの行動で周りを変えていくことができる、行動力と影響力を発揮できる人のことです。自ら課題を発見して、周囲を巻き込んで解決に導いていくリーダーへと成長してほしいと考えています。

変革に挑む若い力に期待

当社は「新しい技術の創造と新商品の開発を通じて国際社会に貢献する」という企業理念を大切にしながら、“なめらかな社会”の実現を目指しています。
先が見通しづらく変化の激しい世の中にあって、企業にも常に変革が求められます。そのため、柔軟な発想と新たな視点を持つ若い力を必要としています。
「直接目には触れないけれど、確実に社会と未来に貢献できる、世の中になくてはならない重要な製品を、世界中に供給する」。そんな“モノづくり”に、ぜひ携わってみたい、失敗を恐れずに果敢にチャレンジしてみたい、という思いを持った皆さんと、共に働ける日を心待ちにしています。