2023年

パーソナルモビリティや自動販売機などに給電可能な充電ステーションモデルを開発

NTN株式会社(以下、NTN)は、移動型独立電源「N³ エヌキューブ」の新モデルとして、パーソナルモビリティや自動販売機に給電可能な充電ステーションモデルを開発しました。SDGs(持続可能な開発目標)やカーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギー100%で稼働する「N³ エヌキューブ」のさらなる用途展開を通じて、減災・防災やさまざまな施設・設備の脱炭素化に貢献してまいります。

「N³ エヌキューブ」は小型風車と太陽光パネル、蓄電池をコンテナに格納した移動型独立電源です。トラックなどにより持ち運びが可能な高い機動性が特長で、コンテナ内部のカスタマイズも可能です。再生可能エネルギー100%で稼働が可能となる点や、機動性の高さを生かして災害時には電力を必要とする地域にすばやく給電できる点などが評価され、これまでにエアコンを備え付けた防災倉庫*¹や水防センター*²、処理槽付きの循環式水洗トイレ*³、エアコンや照明、Wi-Fi機器などを完備したバス停の待合室*⁴などで採用いただいています。

近年、地震や豪雨、台風などの自然災害が多発する中、災害に伴う停電への備えに加えて、移動手段や休憩スペースの確保を目的に、このたび新たに「N³ エヌキューブ」の充電ステーションモデルを開発いたしました。

NTNは今回開発したモデルを全国の自治体などに向けて提案を進めるとともに、引き続き「N³ エヌキューブ」の用途展開を進め、再生可能エネルギーの普及と災害に対するレジリエンスの強化に貢献してまいります。

充電ステーションモデル

• 電動自転車や電動キックボードなどのパーソナルモビリティで観光や災害時の移動手段を確保する充電施設(電動自転車や電動キックボードであれば30台程度の充電が可能)
• ベンチやベッドの設置により、休憩施設や授乳室、おむつ替え施設としても利用可能
• 発電した電力で室内照明やエアコン、自動販売機を稼働し、災害発生時にも利用可能

お問い合わせ先

NTN株式会社
グループ経営本部 経営戦略部 広報グループ

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