![おしえて!!ベアベア](img/imgNoteArticleIcon.gif)
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![2011年5月24日掲載](img/vol043/imgArtDate.gif)
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![第43回](img/vol043/imgTitleNum.gif)
シールの役目と種類
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いままでいろんなところで活躍するベアリングを紹介したね。
雨や土が入りやすい鉱山や工事現場、グリース(油)が溶けるほど高温になる製鉄所でもベアリングはちゃんと働いていたね。ゴミの侵入や油漏れを防ぐため、ここで使うベアリングにはシールというゴムや鉄板のふたが付いているんだ。
シールには内輪と触れる接触形と内輪と触れない非接触形がある。接触形はシールと内輪が触れていて隙間がないので密封性が高いけど、回転時のまさつが大きいからゴミの侵入や油漏れ防止を優先するときに使われるよ。非接触形は内輪と離れているからまさつは小さいけど、接触形に比べ密封性が低い。接触形よりもまさつを減らし、ゴミ侵入や油漏れもある程度防ぎたいときはこちらが使われるんだ。こんなふうに求められる条件によってシールの種類を使い分けているんだよ。ベアリングが長く回り続けるため、シールはとても大切な役目をしているんだね。
![シールの役目と種類](img/vol043/imgIllust01.gif)
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