いろんな種類の「ベアリング」(3)
~タマとコロ・前編~
ベアリングの大切な部品、転動体について前に勉強したよね。形状によって「タマ(ボール)」と「コロ(ローラ)」に分かれるんだけど、試しにそれぞれの代わりに、ビー玉(タマ)と丸い鉛筆(コロ)を机の上に置いてみると、ビー玉は“一点”だけ、鉛筆は端から端までの“線”で接しているよね。「タマ」と「コロ」は、点で力を受けるか、線で力を受けるかという違いが重要なんだ。
ベアリングは転動体の違いに加えて、前回勉強した力の加わる方向によって左の表のように分かれているよ。どこでどうやって使うか、どんな力が加わるかなど、条件に応じて最適なベアリングが選ばれるんだね。
それじゃあ次回は、「タマ」と「コロ」の特徴についてもっと詳しく勉強しよう!