管理職向けイクボスハンドブックを発行2021年10月7日
「イクボス」の育成を支援し、従業員の仕事と生活の両立をサポート
NTN株式会社(以下、NTN)はこのたび、多様なライフスタイルをもつ人材が十分に活躍できる職場づくりを進めるために、当社の管理職の従業員を対象とした「イクボス*1ハンドブック-部下の仕事と生活の両立のためのサポートブック」を発行しました。
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イクボス:
職場でともに働く部下・スタッフのワークライフバランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のこと
NTNは次世代育成支援対策推進法による一般事業主行動計画に基づき、働きやすい職場環境づくりを進めており、そのなかで管理職を対象とした部下育成における仕事と生活の両立支援の意識啓発に取り組んでいます。今回、その取り組みの一環として、一層の意識向上を図るため本ハンドブックを作成しました。
本ハンドブックでは、育児・介護休暇制度や時短勤務制度など従業員が妊娠・子育てや介護などに直面した際に活用できる両立支援制度を一覧で紹介しています。また、育児や介護だけでなく、多様な人材が働く職場におけるマネジメント術をケーススタディで紹介するなど、イクボスとして必要な心構えや注意点についてまとめています。
NTNの従業員の仕事と生活の両立支援の推進に向けた取り組み
NTNではこれまで、従業員の多様な働き方を実現にむけて、時短勤務や在宅勤務、フレックスタイム制度などを導入し、従業員の仕事と生活の両立支援に取り組んできました。人事制度においても、一般職だけでなく、管理職にも時短勤務やフレックスタイムを活用できるワークライフバランス職階を設け、育児や介護が従業員のキャリアアップの妨げにならない仕組みづくりを続けています。
NTNでは、育児支援制度について、一部の制度は法定以上に整備しています。例えば、育児休職は法定では子が1歳に達するまでを期限としていますが、当社は1歳6カ月までを期限とし、育児短時間勤務においては法定では子が3歳までとなっているところ、当社では小学校3年生までを期限とするなど利用しやすい制度としています。また、男性従業員の育児参加を促す施策として社内での啓発ポスターの掲示や、「次世代育成支援推進セミナー(パパセミナー)*2」の開催などに取り組んでいます。こうした取り組みにより、2020年度の育児休職取得率は2010年度に比べ3.3倍となり、特に男性従業員の取得率は7.5倍に増加しました。
今後も、各種制度を充実させながら、多様な働き方の実現とダイバーシティの推進を一層進めてまいります。
- 0~3歳の子どもがいる男性社員が育児休職の取得などで積極的に育児に参加しつつ、キャリア形成や仕事をマネジメントする方法を学ぶセミナー
【ご参考】企業の認定状況について
2019年に厚生労働省より子育てサポート企業として「くるみん*3」を取得し、2020年には女性活躍推進に基づく優良企業として「えるぼし*4」認定で最高位となる3つ星を取得しています。
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子育てサポート企業として次世代認定マーク「くるみん」を取得:
2019年9月9日プレスリリース
https://www.ntn.co.jp/japan/news/press/news201900051.html -
「えるぼし」認定で最高位となる3つ星を取得:
2020年11月17日プレスリリース
https://www.ntn.co.jp/japan/news/press/news202000071.html
お問い合わせ先
NTN株式会社
広報・IR部
TEL:06-6449-3579 FAX:06-6443-3226