2020年

NTN株式会社(以下、NTN)は、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する2020年「“超”モノづくり部品大賞」において、「モビリティー関連部品賞」を受賞しました。

受賞名

2020年“超”モノづくり部品大賞 モビリティー関連部品賞

受賞商品

低フリクションハブベアリングIII

商品概要

回転フリクションを従来品比62%低減した自動車用ハブベアリングです。当社は、フリクション低減を目的にこれまで開発を進めており、今回の開発では、さらなる低フリクション化を実現するシール構造を採用したほか、軸受内部の予圧最適化、グリースの配合成分の見直しを行いました。また、低温環境下でのフレッチング摩耗*¹に対応できるよう、耐摩耗性も改善しています。

1. 車両輸送時など微振動に伴い摩耗が発生する現象

低フリクションハブベアリングIII

受賞理由

グローバルで自動車の燃費向上に向けた取り組みやCO₂排出量の規制強化が進んでいます。本商品の低フリクション特性を車両燃費に換算した場合、0.53%*²の改善効果が期待でき、省エネルギー、CO₂排出量削減に寄与します。

ハブベアリングで世界トップシェアを持つ当社のエンジニアがこれまで積み重ねてきたトライボロジー技術、もの造り技術を活用し、さらなる低フリクション化を実現したことが高く評価され、今回の受賞につながりました。

1. 当社計算に基づいて算出。0.53%燃費向上により、一度の給油で4.5～5.5km走行距離が増加
   (1,200～1,500cc:ガソリン車のカタログ値をベースに算出した場合)

新商品リリース

2019年5月12日プレスリリース:
回転フリクションを62%低減する「低フリクションハブベアリングIII」を開発
https://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/news201900029.html

お問い合わせ先

NTN株式会社
広報・IR部

TEL：06-6449-3579　FAX：06-6443-3226