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2026年

移動型独立電源「N3 エヌキューブ」新モデル
平時から災害時まで地域を支える多目的シェルターを開発
2026年10月16日 商品・技術ニュース

  • 平時の健康支援や熱中症対策から災害医療まで幅広く活用可能
  • 北海道・留萌市立病院と連携し、医療シェルターとしての実用性を確認

NTN株式会社(以下、NTN)は、風力や太陽光などの再生可能エネルギーで稼働する移動型独立電源「N3 エヌキューブ」の新モデルとして、平時から災害時まで地域の医療・福祉・防災を支援する「多目的シェルター」を開発しました。

本シェルターは、平時には熱中症対策や健康支援、医療・福祉活動の拠点として、災害時には避難者支援や医療活動の拠点として活用できる移動型インフラとして地域課題の解決に貢献します。

NTNは、令和元年房総半島台風による千葉県での大規模停電や、令和6年能登半島地震、令和8年熊本地震において、移動型独立電源「N3 エヌキューブ」を活用した被災地支援活動を実施してまいりました。その経験を通じて電源や空調を備えた安全な活動拠点や、要配慮者の生活環境(QOL)を維持できる空間の重要性を強く認識し、「N3 エヌキューブ」を必要な場所へ迅速に展開できる多目的シェルターとして商品化しました。

今回開発した多目的シェルターは、「平時から災害時まで幅広い場面で活用できる移動型インフラ」をコンセプトとしています。平時にはクーリングシェルターや医療・福祉支援施設、イベント時の救護所・休憩所として活用できるほか、災害時には医療シェルターや応急診療スペース、要配慮者向けスペース、災害対策本部などとして利用でき、地域の防災力向上に貢献することが期待されます。長期設置を想定し、建築確認申請*1に対応できるコンテナ型構造を採用しています。また、再生可能エネルギーを活用した独立電源機能により、平時の環境負荷低減に貢献するとともに、ZEB*2にも対応可能です。

10月3日、北海道留萌市で開催された「道の駅まつり in るもい」では、実際に多目的シェルターを医療シェルターとして運用し、留萌市立病院の協力のもと、来場者に対する血圧測定や簡易心電計測、頸動脈エコー検査などの健康支援を実施しました*3。その結果、医療従事者が診療や検査を行う空間として十分に機能することを確認するとともに、平時における健康支援や医療・福祉活動の拠点としての有効性や実用性を確認しました。

NTNは今後も、自治体や防災関係機関、医療機関などとの連携を進め、平時から災害時まで地域を支える防災インフラとして「N3 エヌキューブ」の普及と活用拡大を目指してまいります。

  1. 建築確認申請:建物を設置する際に、建築基準法などに適合していることを確認するための手続き。
  2. ZEB: Net Zero Energy Building (ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称。
    快適な室内環境を実現しながら、省エネによって使うエネルギーを減らし、創エネによって使う分のエネルギーを創ることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることを目指した建物。
  3. 2026年10月1日プレスリリース:
    「第14回 全国『道の駅』シンポジウムin留萌」に出展
    https://www.ntn.co.jp/japan/news/event/event202600075.html
写真:「道の駅まつり in るもい」で展示した多目的シェルター 「道の駅まつり in るもい」で展示した多目的シェルター
写真:多目的シェルター内で実施したヘルスチェックの様子 多目的シェルター内で実施したヘルスチェックの様子

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