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2011年

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新商品
『スプリングセパレート機能付モノドライブ2ウェイフィーダ』を開発
2011年10月31日新商品ニュース

絡み合うコイルスプリングの分離機能を小型パーツフィーダと一体化!

NTN株式会社(以下、NTN)は、省スペースで、かつ、絡みあったコイルスプリングの安定した整列供給が可能な『スプリングセパレート機能付モノドライブ2ウェイフィーダ』を開発しました。

一般的に絡み合うコイルスプリングの自動搬送では、整列供給するパーツフィーダと、絡み合うコイルスプリングを分離するスプリングセパレータを別体で組み合わせて使用されていますが、設置面積が大きくなるという課題がありました。

今回、開発した「スプリングセパレート機能付モノドライブ2ウェイフィーダ」は、設置面積が小さいモノドライブ2ウェイフィーダ※1(以下、MD2フィーダ)に、新開発の小型スプリングセパレータを一体化したものです。ボウル型パーツフィーダとスプリングセパレータを別体で組み合わせた場合と比較し、設置面積は約半分になります。また、絡み合ったスプリングを圧縮空気で循環させ分離させるスプリングセパレータの採用により、コイルスプリングの安定供給を可能としています。

本開発品は、小径コイルスプリング(直径2~5mmまで)を搬送対象としていますが、今後、様々なサイズのスプリングに対応すべくシリーズ展開を進めてまいります。

NTNは、引き続きお客様の多様なニーズに合った技術開発と提案により、パーツフィーダによる設備の自動化、安定稼動に貢献してまいります。

なお、本開発品は、11月9日~12日に東京ビッグサイトで開催される「2011部品供給装置展」に出展予定です。

※1 モノドライブ2ウェイフィーダ」2005年2月発売。

特長

  1. 省スペース:従来に比べ、設置面積が約半分
    • コンパクトなMD2フィーダに新開発のスプリングセパレータ(分離機構)を一体化
  2. 安定供給
    • 絡みあうスプリングを分離機構で素早く確実に分離し、搬送

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製品写真

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製品寸法:全長600 × 幅200 × 高さ200 mm
製品質量:約20 kg

写真:スプリングセパレータ

スプリングセパレータ

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