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リスクマネジメント

リスク管理に関する基本的な考え方

当社グループの事業遂行を阻害する恐れのあるリスクの未然防止と発生時の対応に関する基本的な考え方を定めた「リスク管理に関する基本方針」ならびにリスク管理の組織・役割などを定めた「リスク管理規程」を制定し、グループ全体のリスク管理やBCP/BCM (事業継続計画/事業継続管理)推進に取り組んでいます。
リスク管理に関する諮問機関として、「リスク管理委員会」を原則半期ごとに開催し、内外の環境変化などを踏まえた上で、当社グループの経営に大きな影響を与えるリスクの「特定」、「分析」、「評価」、「対応」を定期的に確認しています。リスク分類については、網羅性の観点から以下12のリスクに分類した上で、当社グループの経営に大きな影響を与える具体的なリスク内容ごとに管理責任者と推進部署を決定し、リスク低減に取り組んでいます。リスク管理委員会の審議内容については、取締役会に報告しています。

リスク管理プロセス

リスク管理プロセス

リスク分類

  1. 技術・研究開発に係わるリスク
  2. 調達・物流に係わるリスク
  3. 生産・在庫に係わるリスク
  4. 品質に係わるリスク
  5. 営業・販売に係わるリスク
  6. 人事・労務に係わるリスク
  7. 環境・労働安全衛生に係わるリスク
  8. 情報システムに係わるリスク
  9. 財務・経理に係わるリスク
  10. 法務・コンプライアンスに係わるリスク
  11. 防火・防災等に係わるリスク
  12. その他

体制図

体制図

BCP/BCMの推進

当社では、国内における大規模地震を想定したBCP/BCM構築に取り組み、グループ会社を含めた災害発生時の体制強化を図っています。
国内すべての生産拠点で、被災時に現地を早期に復旧するためのBCP策定が完了しており、現在は策定した行動計画の実効性を評価するための訓練(BCP訓練)や必要な事前対策を講じるなど、BCMの構築を進めています。