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2017年度のCSR活動をご紹介します。

CSRマネジメント

基本的な考え方と推進体制

当社は企業理念にもとづき、CSR(Corporate Social Responsibility/企業の社会的責任)を「企業活動に環境保全への配慮や社会的公正・貢献などへの取り組みを盛り込み、ステークホルダー(顧客、取引先、株主、従業員、環境、地域社会など)に対し説明責任を果たすと同時に、経済的のみならず、環境的・社会的な企業活動の向上を目指すこと」と定義し、CSR基本方針を制定しています。またグループ全体で企業の社会的責任を果たすための体制強化として、「CSR(社会的責任)推進本部」を2014年より設けています。2018年5月に推進本部内の部署を編成し、リスクマネジメントを担当するグローバルリスク管理部、コンプライアンスを担当する法務部、独占禁止法遵守を担当する公正取引推進部、企業価値向上に資する活動を担当するコーポレートバリュー推進部の4部署体制としました。各部が相互に連携して各種施策を推進するとともに、国内外にCSR担当者を任命し、各地区の実情や特性を踏まえた活動を企画・実施しています。
また、社会的に重要視されるサプライチェーン、CSR、人権、ダイバーシティなどのCSR活動を効果的に推進するための課題や施策を審議する場として、「CSR委員会」を定期的に開催しています。

主な取り組み

企業理念の浸透活動

長期ビジョン「NTNのあるべき姿」である「世界中の従業員に企業理念が浸透し、自ら考え、自ら行動する企業」の実現を目指し、企業理念の浸透活動を推進しています。2018年3月期は、主に以下3つの施策を実施しました。

1. 企業理念の内容に対する共感・理解を促進するため、企業理念の実践をリードする役割を担う経営陣および部門長を対象に「企業理念について考える会」を開催しました。

2. 企業理念体系を見直し、各地区の事業所・関係会社で大切にしてきた言葉や信条、モットーなどを参考に、当社グループ従業員として目指してほしい意識や行動を明文化した企業理念行動指針「 NTNスピリット」を新たに制定しました。従業員が日々の業務を行う中で、企業理念と自らの業務を関連づけることで、より企業理念に対する理解を深め、実践を促すことを目的としています。

3. 企業理念の実践を促す施策として、「NTN PROUD AWARD」を開催しました。当社の企業理念は存在目的と4つの基本的価値観で構成されています。それぞれの企業理念の4つの基本的価値観ごとに部門を設け、従業員が日々の業務と企業理念を結びつけたテーマ・目標を設定し、実現に向けてチャレンジする企画です。国内外の事業所から164チーム、1,711名が参加し、成果だけでなく、活動プロセスも含めて審査しました。
今後も企業理念の浸透に向けて、継続してさまざまな施策を実施していきます。

NTN PROUD AWARDに参画した優秀チームの集合写真

NTN PROUD AWARDの入賞チーム

部門別優秀賞テーマ一覧