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タイヤの角度変化に柔軟に対応しながら、エンジンで発生する動力を、等速回転し効率よくタイヤに伝達するのが「ドライブシャフト(CVJ)」と言う製品です。 CVJは現代のクルマには不可欠な製品であり、「重要保安部品」の1つです。 タイヤ以外では後輪駆動車や四輪駆動車用プロペラシャフトへの採用も増えてきており、自動車の快適性を量る一つの基準であるNVH性能(騒音Noise、振動Vibration、ハーシュネスHarshness)の改善に貢献しています。
ハブベアリングにおいては、車軸の回転をより高精度に捉える「高分解能回転センサー付ハブベアリング」など、車両安全制御の高度化に貢献する製品を開発しています。
その他、2017年には業界初となる、ハブベアリングにモータ・ジェネレーターを組み合わせ燃費効率を向上させる「eHUB(イーハブ)」、2018年にはステアリング補助機能付ハブベアリング「sHUB(エスハブ)」を開発しました。
「sHUB」は今後進展が予想されている完全自動運転においても、より安全な動作を可能にするシステムとして期待されています。
NTNは常に最先端の技術で、クルマの進化を支え続けています。
NTNは電動化・EVシフトを当社の技術を活かせるビジネスチャンスと捉え、EV特有のニーズに合致する高い付加価値を持つ商品の開発・提供を通じて事業拡大を図っています。
これまでの基盤商品の開発で培った技術を活用した高機能なモジュール商品の開発を加速させています。軸受とボールねじの技術に、モータの設計技術や電子制御技術を組み合わせた「電動モータ・アクチュエータ」は、電子制御が可能な直動・回転アクチュエータとして、オイルポンプやブレーキなどさまざまなパーツの電動化に貢献します。
また、ハブベアリングにはモータやジェネレータ、ステアリング補助機能などを組み合わせ、省燃費化や将来の自動運転に貢献する商品を開発しています。