「ベアリング」の“まんまる”と“つるつる”
~スムーズにまわるひみつ~
みんな、「ベアリング」が地球上でもっとも完全に近い“まる”って知ってたかい!?
内輪や外輪、そして中に入っている「タマ(ボール)」に凸凹やひずみがあるとスムーズに回転しないので、“まんまる”であることが「ベアリング」ではとても重要なんだ。そして「タマ(ボール)」、「コロ(ローラー)」、「内輪や外輪の溝」も、鏡のように“つるつる”に磨き上げられているんだよ。その凸凹の差はサブミクロン(1万分の1ミリ)以下というからびっくりだよね。
「ベアリング」は“まんまる”と“つるつる”によって、「まさつ」を小さくし、機械を静かにスムーズに動かすことができるんだ。その技術のおかげで、エネルギーのムダをへらし、地球環境を守ることにも役立っているんだよ。
「ベアリング」は機械のあらゆる回転部分にかかせない部品。わたしたちの身近なところでたくさんのベアリングが活躍しているよ。次回から、どんなところで使われているか見ていこう!