NTN三重製作所が三重県桑名市と災害時の車中避難所設置・運営に関する協定を締結2024年9月4日
NTN株式会社(以下、NTN)は、当社グループの株式会社NTN三重製作所(本社:三重県桑名市)が、桑名市と「大規模災害時における車中避難所の設置及び運営にかかる連携・協力協定」を締結しましたことをお知らせいたします。
近年、全国各地で地震や台風などの自然災害が頻発する中、各自治体や民間団体においてはさまざまな防災・減災への取り組みやインフラ整備が進められています。
対策における従来からの課題のひとつに避難所の混雑が挙げられますが、災害規模に比例して避難所が混雑し、環境が悪化する傾向にある一方で、近年では避難所として指定される公共施設の減少なども影響し、安全で快適な避難所の運営に対する重要性がさらに高まっています。
今回の協定は、公的避難所の混雑解消を図ることを目的としたもので、「多度第2工業団地」に拠点を構え、浸水の心配がない高台に駐車場を保有しているNTN三重製作所を含めた企業4社が桑名市と協力し、災害が発生した際には、自社駐車場を従業員とその家族のための「車中避難所」として設置し、運営を行うことを取り決めたものです。市は水や食料、生活物資などの提供や避難者の健康管理、給水車の配置などを行い、市と企業が連携しながら避難所運営を行います。
南海トラフ地震など想定される大規模災害への備えの重要性が高まる中、NTNグループは、自然エネルギーを活用した防災・減災に役立つ移動型独立電源「N3 エヌキューブ*1」などの商品の提案を進めるほか、こうした自治体や企業との連携を通じて、地域のレジリエンス強化に貢献してまいります。
- NTN自然エネルギー商品:
https://n3.ntn.co.jp/
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