大阪マラソン2023でカランジャ選手が4位に入賞!2023年3月2日
©大阪マラソン組織委員会
2月26日、大阪市内で開催された「大阪マラソン2023」にて、NTN株式会社(以下、NTN)の陸上競技部に所属するカマウ・チャールズ・カランジャ選手が4位に入賞しました。自身初となるフルマラソン出場でしたが、世界トップリスト15位となる2時間06分37秒の好記録をマークしました。
カランジャ選手は、初めてのマラソン出場とは思えない落ち着いた走りで、先頭集団の前方でレースを進めました。約40名の大集団で30kmを通過した後、32km付近で同じNTN陸上競技部の辻野恭哉選手が先頭に出たことでレースが動き出し、先頭集団は10名に絞られます。再び37km付近でスパートがかかり集団が割れましたが、カランジャ選手は5位グループに食らいつき、ラスト1kmのアップダウンで力をふり絞って4位の選手を捉え、ゴールに飛び込みました。
なお、本レースにはカランジャ選手を含め、NTN陸上競技部からは4名の選手が出場し、そのうち辻野恭哉選手は33位(2時間09分39秒)、坂田昌駿選手が40位(2時間11分30秒)、齋田直輝選手が43位(2時間12分07秒)でゴールし、いずれも自己ベストを更新するなど健闘しました。
今後、カランジャ選手をはじめNTN陸上競技部は、チームとしてはニューイヤー駅伝上位入賞、選手個人では国際大会の代表を目指し、日々の練習により一層励んでまいります。引き続き皆さまの応援をよろしくお願いいたします。
カランジャ選手コメント
本レースは私にとって初めてのフルマラソン出場となり、少し緊張もありましたが、私のキャリアの中で最大の成果を上げることができました。実績を持つ海外選手や実業団の有力選手と、どのようなレース展開ができるのか心配もありました。特にラスト13kmからは起伏もあり、苦しい状況でしたが、万全に準備をしてレースに臨んだため、終盤も耐えることができ、初マラソンで良い結果を残すことができました。
2020年にNTN陸上競技部に入部して以来、会社や陸上競技部のスタッフ、チームメイトからサポートをいただき、日本の環境にも慣れてきました。今回のレースで培った経験を生かして、駅伝をはじめさまざまなレースに挑んでいきたいと思います。
カマウ・チャールズ・
カランジャ選手
カランジャ選手プロフィール
| 氏名 | カマウ・チャールズ・カランジャ |
|---|---|
| 生年月日 | 1997年8月5日 |
| 出身地 | ケニア |
| NTN入社 | 2020年 |
| 主な大会実績 | 2021年 全日本実業団選手権 10000m 3位 |
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