2015年

NTN製ベアリングが安全・快適な高速走行に貢献

3月14日の北陸新幹線の開業を、心よりお祝い申し上げます。

NTN株式会社(以下、NTN)は、北陸新幹線の新型車両E7系およびW7系にベアリング(軸受)を供給しています。東京—金沢間を最短約2時間半でつなぐ高速走行を新幹線で採用実績の豊富な円筒ころタイプの車軸用軸受で支えているほか、主電動機には電食に強いセラミックス絶縁軸受が採用されていることで、安定走行のための動力確保に寄与しています。

当社は、1958年より国鉄の新幹線車両開発に参画して以来、新幹線の開発とともに歩んでまいりました。1964年に運行開始した初代0系新幹線に採用されたNTNの車軸用軸受は、軸受メーカとして唯一、日本トライボロジー学会より「トライボロジー遺産」に認定されています。また、50年以上にわたる新幹線の進化とともに、車軸用軸受の軽量・コンパクト化により、車両の軽量化と高速化に寄与してきました。

NTNは、北陸地方の経済発展や地域活性化が期待される北陸新幹線の安全で快適な高速走行に貢献してまいります。

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NTN株式会社
広報・IR部