鈴木会長が旭日重光章を受章2010年11月4日
NTN株式会社の代表取締役会長 鈴木泰信は、平成22年秋の叙勲で旭日重光章を受章しましたのでお知らせします。
鈴木会長のこのたびの受章は、平成13年11月の社長就任、平成19年6月の会長就任以来、社業を通じた産業の発展、ならびに日本及び世界ベアリング工業会の会長としてベアリング業界の発展に寄与した以下の功績が評価されたものです。
1. 社業を通じて我が国産業の発展に寄与した功績
(1) 日本の「もの造り」競争力を強化・活性化
- 日本国内での生産体制の強化
- 要素技術の深耕と研究開発力の強化
- もの造り強化事例を広く産業界へ啓蒙
(2) グローバル企業として海外事業を拡大
- 欧米地域での事業拡大
- 新興国での事業強化
- フランスとの産業連携、経済発展への寄与
(3) 革新的な新商品の開発による地球環境や人々の生活安全への貢献
- 主な新商品の開発
- 特許登録・出願
(4) 地球環境の保全
- 製造プロセスにおける地球環境への貢献
- 地域緑化による地球環境への貢献
(5) 社会や地域活動へ貢献
- 障害者雇用
- 従業員の子育て支援
- 国内陸上競技の活性化
- 学生のものづくり支援
2.ベアリング工業会会長としてベアリング業界の発展に寄与
(1) WBA(World Bearing Association・世界ベアリング協会)に関する功績
(2) 不正商品対策に関する功績
(3) 地球環境対策に関する功績
尚、11月5日に皇居において伝達式の予定です。
受章の喜びの言葉
このたびは叙勲の栄に浴し、身に余る光栄であります。ひとえにベアリング業界の皆さまをはじめ、社内外の諸先輩、関係各位の温かいご指導とご支援のたまものであり、心から感謝いたしております。
ベアリングは自動車・新幹線や風力発電用など、あらゆる回転部分を支え、省資源や環境保全に向け、その重要性が益々高まっております。さらに日本から世界に向けて発信できる実力を持つ商品の一つであると自負しております。
これからも、世界から一段と注目される「もの造り」の視点に立ち、地球環境保全と雇用促進に役立つ、研究開発力、生産技術力および商品化力の強化に貢献してまいります。また、若い人達が次の世代へと引き継いでいく「夢」に、少しでもお役に立てることがあれば、還元していきたいと存じます。
ご参考 鈴木泰信(すずきやすのぶ) 略歴
昭和11年12月 | 岐阜県生まれ |
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昭和34年3月 | 名古屋工業大学卒業 |
昭和34年4月 | 東洋ベアリング製造株式会社(現NTN株式会社)入社 |
平成3年6月 | エヌティエヌ株式会社(現 NTN株式会社)取締役 |
平成6年4月 | 同 常務取締役 |
平成9年6月 | 同 専務取締役 |
平成11年6月 | 同 代表取締役副社長 |
平成13年11月 | 同 代表取締役社長 |
平成14年11月 | NTN株式会社 代表取締役社長 |
平成19年6月 | 同 代表取締役会長 |
関係団体の主な経歴
(社)日本ベアリング工業会 会長 |
(社)日本経済団体連合会 理事 |
(社)日本機械工業連合会 理事 |
(任)日本部品供給装置工業会 会長 |
(任)日本実業団陸上競技連合 副会長 |
(任)中部実業団陸上競技連盟 会長 |
その他
昭和43年 | 技術士(金属部門) |
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平成17年 | 藍綬褒章(産業振興功績) |
平成22年 | 名古屋工業大学名誉博士 |
お問い合わせ先
NTN株式会社
経営戦略本部 IR・広報部