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中国での流体動圧軸受ユニットの生産合弁会社設立の件

NTN株式会社(以下NTN)と日本電産株式会社(以下日本電産)は、HDD用モーターの"焼結合金製"「流体動圧軸受ユニット」(以下本ユニット)の事業化に向けて中国で合弁会社を設立することを決定しましたのでお知らせします。

今年3月に本ユニットの事業化を一時延期しておりましたが、次世代機種に照準を絞って、その後も両社で大口客先への試作対応や耐久試験などを進めるとともに、より適した生産場所の選定を進めてまいりました。

HDD市場では、モーターの流体動圧化や、客先の中国展開が急速に進んでおり、早期に需要対応が出来る体制を構築するため、中国で本ユニットの生産合弁会社を設立することにしました。

合弁会社は、本年8月末に上海近郊の浙江省平湖経済開発区に設立し、2003年3月より生産を開始する予定です。投資額は約36億円で、当初月産200万個の生産から始め2005年末には月産500万個まで順次生産を拡大する計画です。

合弁会社の概要

1)新会社名 恩梯恩日本電産(浙江)有限公司
(英語名:NTN-NIDEC (ZHEJIANG) CORPORATION)
(日本語名:NTN日本電産(浙江)有限責任会社)
2)事業内容 流体動圧軸受ユニットの製造・販売
3)資本金 約16億円
4)出資比率 NTN株式会社60%、日本電産株式会社40%
5)所在地 中華人民共和国浙江省平湖経済開発区
6)設立 2002年8月末(予定)
7)操業開始 2003年3月(予定)
8)敷地面積 約43千m2
9)総床面積 約10千m2(月産200万個生産時)
10)投資額 約36億円
11)生産計画 2003年は月産200万個、需要の動向を見ながら月産500万個まで順次生産を拡大する計画。
12)人員 当初約1,200人、月産500万個生産時には約1,900人を予定。

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