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一般社員を対象にした賃金カットを実施
当社の現況は、前期（2002年3月期）の減収減益に続き、当期（2003年3月期）も厳しい経営環境が続くものと予想されます。このような経営状況に対する全従業員の危機意識の共有とそれをバネにした今後の経営体質の強化を進めるため、またコスト競争の激化に備えるため人件費にまで踏み込んだ諸施策を実施することにいたしました。その一つとして一時的に一般社員全員を対象に一律５％の賃金カットの実施を労働組合と合意しました。尚、既に役員報酬は1月より２０％、部長・課長等の管理職の給与は2月より６％～１０％を一般従業員に先行してカットしております。
１．一般社員の一律賃金カットの概要
- 減額率：５％
- 実施期間：当面2002年5月度～9月度（以後は別途検討）
- 削減効果額（５ヶ月合計）：約５．５億円を見込む
２．役員報酬・管理職給与削減の概要
- 役員報酬の減額率：２０％（実施期間：2002年1月より2003年3月まで）
- 管理職給与の減額率：６％～１０％（実施期間：2002年2月より2003年3月まで）
- 削減効果額：年間約２．５億円を見込む
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