
『超小型研削スラッジ固形化装置』を開発2010年10月20日
省スペース・省エネルギーにより、更なる環境負荷低減とゼロエミッションへ貢献!

NTN株式会社(以下、NTN)は、金属加工で発生する研削スラッジの再利用設備において、小規模事業場向けに新機能を搭載した『超小型研削スラッジ固形化装置 (PRG-III)』を開発しました。
NTNは、1998年にISO14001の認証を取得後、循環型社会の構築・環境負荷低減への取り組みを積極的に進め、2000年にはベアリング製造工程で発生する研削スラッジを金属と研削液に分離する処理技術とその設備(研削スラッジ固形化装置)を開発し、金属と研削液を資源として再利用するリサイクル技術を確立しました。これにより、研削スラッジ処理費用の大幅なコストダウンと同時に、NTNの研削工程で発生する金属材料・研削液の100%リサイクルを達成しました。
「NTN研削スラッジ固形化装置(PRGシリーズ)」は、ユーザの研削スラッジ排出規模に合わせ、これまで圧縮能力1000kN(処理能力30トン/月、型式PRG-I)、520kN(処理能力20トン/月、型式PRG-IIL)の2タイプを市場へ供給してきました。本シリーズは、発売以来各ユーザから高い評価を頂いてきましたが、大規模事業場においても小規模単位で処理したいという顧客の要望や、研削スラッジ排出量が少ない企業が多いことから、主に小規模事業場用に設置スペースの小さい新タイプの『超小型研削スラッジ固形化装置(PRG-III)』を開発・商品化しました。
本装置は、10月28日~11月2日に東京ビッグサイトで開催される「第25回日本国際工作機械見本市(JIMTOF)」に出展すると同時に、当社の関係会社であるNTNテクニカルサービス(株)より11月から販売を開始予定です。また、成長市場であるアジアの顧客への販売活動も予定しています。
特長
- 加圧条件自動設定システムの採用(知能化、加圧条件の最適化)
⇒研削スラッジの含水率に応じた最適加圧条件(加圧力と加圧速度)を自動調整。 - 小さい設置面積(コンパクト)
⇒間口1300 mm,奥行600 mm,設置面積0.80 m²(従来設備PRG-I比40%) - 人に優しい(作業性・メンテナンス性の向上)
⇒- 総高さを1200 mmに抑えて投入作業の負荷を軽減。
- タッチパネルを採用し、操作性を向上。
- 遠隔地からリアルタイムで監視(オプション)により、非常時の対応が迅速化。
- 省エネルギー
⇒油圧ポンプをインバータ駆動とし、シリンダー動作時のみ稼動する新制御方式を採用。(従来制御方式比:消費電力14%削減)
主な仕様
- 処理能力 = MAX. 13 kg/h(5トン/月)
- 圧縮能力 = MAX. 300 kN
- ブリケット径 = φ40 mm
- 概略寸法 = 幅1300 × 奥行600 × 高さ1200 mm
お問い合わせ先
NTNテクニカルサービス(株) 桑名事業所 テクニカル事業部 環境設備課
製品写真

研削スラッジリサイクルシステム

