
タイミングチェーン用『セルフマウント式チェーンテンショナ』を開発2010年9月30日
軽量・省スペース設計で、エンジンの小型化・作業短縮に貢献!

NTN株式会社(以下、NTN)は、エンジンのタイミングチェーンドライブシステムに組み込まれたチェーンの張力を適正に保つ「チェーンテンショナ」を1998年からグローバルに市場展開しています。今般、エンジンカバー外側から脱着可能で、取り付け用ボルトを必要としない、『セルフマウント式チェーンテンショナ』を開発しました。
近年、自動車のエンジンは、低燃費化の進展に伴い小型化が進んでいますが、これまでのチェーンテンショナは、エンジンカバーの内側に取り付けられているため、取り付けるスペースを確保する必要がありました。また、メンテナンスを行うには、エンジンカバーを取り外す必要があるため、チェーンテンショナの脱着作業が煩雑でした。
開発した『セルフマウント式チェーンテンショナ』は、製品本体の外径部に雄ねじ部を形成し、エンジン側に設けた雌ねじ穴に締め込むだけで、組付けが可能となり、エンジンへの固定に必要であったボルトも不要となりました。また、本開発品はアルミダイカスト製ハウジングを採用しました。
このため、本開発品を適用することで、従来品に比べ部品点数の削減・エンジンカバー内のコンパクト設計が可能となり、車両の軽量化に伴い燃費向上が図れるだけでなく、生産時やメンテナンス時の作業工数を大幅に削減できます。
また、本チェーンテンショナは“鋸歯ねじ式ノーバック機構”を採用しており、鋸歯ねじの摩擦抵抗でチェーン振幅の増大を抑制することができ、チェーンテンショナの機能面についても向上させ、特にエンジン始動時の低騒音化にも貢献します。
NTNでは、本開発品を低燃費・メンテナンス性に貢献する「地球環境・人にやさしい商品」としてグローバルに市場展開していきます。
特長
- チェーンテンショナ取り付けボルト不要
- アルミダイカスト製ハウジングの採用
- 鋸歯ねじによるノーバック機能を有し、エンジン始動時低騒音
従来比:約50%軽量!
用途
四輪車および二輪車のタイミングチェーン用
お問い合わせ先
自動車事業本部 企画部
製品外観写真

製品組付け例

