
『原点信号出力タイプ高分解能回転センサ付軸受』を開発2010年7月13日
業界初!高精度に加え原点位置信号出力機能付与により、回転基準位置の検出が可能

NTN株式会社(以下、NTN)は、SNR社(仏)と共同で従来の「高分解能回転センサ付軸受」※1を改良し、原点位置信号(Z相)の出力を可能とした『原点信号出力タイプ高分解能回転センサ付軸受』を開発しました。
NTNでは従来、ACモータの回転制御等、産業機械の電気制御を支える商品として、軸受と回転センサをユニット化した「回転センサ付軸受」をラインアップ※2してきました。
今回開発しました『原点信号出力タイプ高分解能回転センサ付軸受』は、SNR社のセンサ技術であるコンパクトサイズ(6mm×7mm)のセンサICを活用しています。本センサICの内部には、複数個配置した磁気センサの検出信号を適宜信号処理する事で、回転検出能力を最大40倍に高めると共に、原点位置信号出力を可能としています。原点位置信号出力機能を付与することで、これまでの回転数、回転方向の検出だけでなく、モータ回転軸やステアリング操作の位置検出などが可能となります。
また、電力及び信号出力用電線を廃止し、コネクタ接続を採用したことでユーザでの機器への組み込みが飛躍的に向上しました。
NTNは第1弾として、深溝玉軸受6206(内径30mm、外径62mm)で、1回転あたり最大2560パルスの2相信号(A、B相)と原点位置信号(Z相)を出力するユニットを商品化・市場投入します。さらに、本開発品を主にサーボモータやフォークリフトのステアリング用途向けに拡充し、グローバルな販売活動を行う計画です。
※1 「高分解能回転センサ付軸受」
SNRのセンサ技術とNTNの実装技術を融合させた共同開発品。2007年12月プレスリリース。
※2 「回転センサ付軸受」のラインアップ
NTN CAT.No.3032/J:軸受型番6202~6209 (内径φ15~45mm)
特長
- 軸受とセンサを一体化 + コネクタ接続を採用
→ コンパクトで機器への組み込みが飛躍的に容易 - 高分解能(A、B相)出力
→ 軸受1回転あたり最大2560パルスを出力(従来シリーズ品比40倍)が可能で、回転方向の判別も可能
〔1パルス当たり回転角度で約0.14度に相当(軸受型番6206の場合)〕 - 原点位置信号(Z相)出力 → 回転基準位置の検出が可能
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