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2010年

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新商品 アルテージ
工作機械主軸用『高速アンギュラ玉軸受新9系列(HSE9-U)』を開発
2010年5月7日新商品ニュース

内部設計の最適化により高負荷容量を確保し、剛性アップ・許容アキシアル荷重を向上!

写真:『高速アンギュラ玉軸受新9系列(HSE9-U)』

NTN株式会社(以下、NTN)は、工作機械主軸用、薄肉の「高速アンギュラ玉軸受9系列(軸受形式:HSE9)」※1 を見直し、高速性を維持しながら負荷容量・軸受剛性を向上させた『高速アンギュラ玉軸受新9系列(HSE9-U)』を開発し、工作機械用軸受アルテージシリーズ※2 に追加・ラインアップしました。

最近の工作機械は、工程集約型の複合加工機の開発がめざましく、機械のコンパクト化、多機能化をはじめ、主軸の高速・高剛性化および、加工時の切削性向上、高精度化に向かっています。特に主軸系では、さまざまな加工条件において安定した剛性とコンパクト化が求められています。

これらのニーズに対し、軸受断面形状が薄肉である9系列は、軸径の拡大による主軸の剛性向上および軸受外径寸法縮小によるコンパクト化それぞれのアプローチが可能です。

また、加工形態の多様化に伴い、主軸用軸受には寿命と耐荷重性および低速回転時からの剛性の向上が求められています。

このためNTNは、従来の「高速アンギュラ玉軸受9系列(HSE9)」の軸受内部設計の見直しを図り、負荷容量と剛性をアップした新9系列を開発しました(HSE9-U)。このアプローチにより、寿命向上はもとより許容アキシアル荷重が向上し、工具脱着時に大きな荷重を負荷できるようになりました。また、低速時でも高い剛性が確保でき、幅広い加工条件への適用が可能となりました。

取付け寸法は、従来の「高速アンギュラ玉軸受9系列」と同じであり完全互換です。本軸受は、既に各社新規主軸開発への展開を開始しており、今後、従来品からの切り替えおよび、新興国・成長市場を含めたグローバルな拡販を進めて参ります。

※1 軸受の寸法系列を示す。工作機械主軸用アンギュラ玉軸受は、主に直径系列0系列と、直径系列9系列が使用され、9系列は0系列と比較して外径寸法及び幅寸法が小さく、同一内径において軸受断面積比が0系列の約50%であるコンパクトな軸受。

※2 ULTAGE(アルテージ)は、究極を意味する【Ultimate】とあらゆる場面での活躍を意味する【Stage】を組み合わせた造語で、世界最高水準のNTN新世代軸受のシリーズ総称です。

特長

(1) 寿命向上

定格荷重50%増加(定格寿命 従来比3倍)

(2) 耐荷重性の向上

許容アキシアル荷重20%向上

(3) 軸受剛性の向上

ラジアル剛性、アキシアル剛性1.5倍(従来比)

用途

工作機械主軸(マシニングセンタや複合加工機など)

お問い合わせ先

産業機械事業本部 産業機械技術部 工作機グループ

製品写真

製品写真

構造

1. アンギュラ玉軸受の0系列と9系列の断面比較

1. アンギュラ玉軸受の0系列と9系列の断面比較

2. 従来品と開発品の断面形状

2. 従来品と開発品の断面形状

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