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2010年

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新商品
エンジン燃料ポンプ用『低トルクローラリフタユニット』を開発
2010年4月27日新商品ニュース

従来比 最大30%の低トルク化を実現!

NTN株式会社(以下、NTN)は、自動車直噴エンジンの燃料ポンプ駆動部に適用される、『低トルクローラリフタユニット』を開発しました。

直噴エンジンは、空気のみをシリンダ内に吸入・圧縮し、燃料ポンプで高圧化した燃料をシリンダ内に直接噴射することが特長です。ローラリフタユニット(以下“リフタ”)は、直噴エンジンの燃料ポンプ駆動部において、ローラがカムとプランジャの間で回転することで摩擦抵抗を低減し、よりスムーズな動作を実現する部品です。

従来のリフタはカムとの接触部がすべりのタイプが主流ですが、自動車メーカでは摩擦損失低減のためローラを転がり軸受(総ころ仕様)としたタイプの採用が増加しています。しかし、総ころ仕様の転がり軸受は、ころ同士の接触により発熱や回転トルクが増大するなどの課題がありました。

NTNでは、ころ同士の接触を防止する保持器付仕様の採用により、総ころ仕様のリフタに対して回転トルクを最大30%低減すると共に、回転速度36,000min-1の高速対応を実現する軽量ローラリフタを開発しました。NTN独自の長寿命化技術(FA処理※1を代表とする熱処理技術)、FEM※2等の解析技術を駆使し、リフタの必要強度を確保しつつ軽量化(10%)を実現しました。

NTNでは、エンジン燃料ポンプの効率向上に貢献すべく、自動車・ポンプメーカへの販売活動を始めました。

※1 Fine Austenite Strengthening:軸受鋼の結晶粒微細化および浸炭窒化処理を組合せた複合熱処理技術

※2 Finite Element Method:有限要素法

特長

(1) 低フリクション化

軸受部の回転トルクを最大30%低減(従来品比)

(2) 高速対応

軸受回転速度36,000min-1対応
(軸受ピッチ円直径:φ10mmで、総ころタイプは18,000min-1以下)

(3) 軽量化

10%減(従来品比)

用途

自動車直噴エンジン 燃料ポンプ駆動部

お問い合わせ先

自動車事業本部 企画部

製品写真

製品写真

適用部位-高圧燃料ポンプの構造例

図:適用部位-高圧燃料ポンプの構造例

構造・適用方法

図:構造・適用方法

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