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2010年

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新商品
確実なグリース漏洩の防止機能も持つ『高グリース封入玉軸受』の開発
2010年3月16日新商品ニュース

業界初:特殊形状保持器の採用により、高いグリース封入・密封性を実現!!

写真:『高グリース封入玉軸受』

NTN株式会社(以下NTN)は、軸受内部のグリース流動を特殊形状の保持器で制御することで、より封入・密封性を高めた『高グリース封入玉軸受』を開発・商品化しました。

業界で初めてとなるこのアプローチにより、グリースを漏らすことなく限界封入量を上げることができるため軸受が長寿命化するだけでなく、使用条件によってはグリース封入量を増した小径サイズの軸受が適用可能となるため、装置の小型・軽量・低トルク化にもつながります。

グリースを封入したシール付き玉軸受は、外部の潤滑装置が不要であるため、各種アプリケーションで多用されています。軸受の潤滑寿命向上にはグリースの種類変更や封入量の増加がありますが、封入グリースの増加は、使用条件によっては微小に漏れることがあります。漏れたグリースは、軸受周辺の外観を損ねるだけでなく、他部品へのグリース付着が装置の機能へも影響を与える場合があるため、安易にグリース封入量を増やさず、漏れない範囲での最大量を封入してきました。

NTNでは、軸受回転時におけるグリースの挙動について研究した結果、外輪が回転し内輪が静止している場合や比較的低速度、または起動停止が多い条件でグリースが漏れやすいこと、さらに、保持器の形状を改善することで内輪シール溝部へのグリース流動が減り、グリース漏れを抑制できることを見出しました。

本保持器を適用することで、グリースが漏れない限界グリース封入量の増加を可能とし、グリース寿命の延長化が図れます。また、軸受への荷重負荷が比較的小さく、軸受の寿命がグリースの状態で決定される用途であれば、従来よりもグリース封入量を増した小径サイズの軸受が適用可能となるため、装置の小型・軽量・低トルク化にもつながります。

上記保持器を用いた軸受は、一部用途に量産が開始されます。今後外輪回転用途を中心に販売拡大していき、使用温度に応じ、コンセプトを同一として樹脂製と鋼板製を適用してまいります。

特長

  1. 保持器形状の変更により、グリースの高い封入性を確保!
  2. グリースが漏れない限界グリース封入の増加により長寿命化!(グリース寿命2倍)
  3. グリース寿命延長により軸受のサイズダウンで小型・軽量・低トルクを実現!

お問い合わせ先

新商品・知的財産戦略本部 商品化・知的財産戦略部

製品外観写真

製品外観写真

保持器写真(鋼板製)

写真:開発保持器

開発保持器

写真:標準保持器

標準保持器

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