
『食品搬送用高速直進フィーダ』を開発2010年1月5日

NTN株式会社(以下、NTN)は、『食品搬送用高速直進フィーダ』を開発しました。本開発品は従来の直進フィーダの振幅をさらに増大させた『増幅ばね機構』を採用することで、さまざまな食品や振動を吸収しやすい部品の搬送を可能とし、省エネ稼動も実現しました。
直進フィーダは、装置(本体)を振動させることにより、部品(食品)の搬送・供給を行う装置です。既存の直進フィーダにおいても、さまざまな食品搬送に対応してきましたが、たとえば、こんにゃく・はんぺんのように軟らかく、振動を吸収してしまうような食品等を搬送することはできませんでした。
NTNでは、このような用途に応えるべく、高振幅で運転できる直進フィーダの開発を進めてきました。NTN製の既存の直進フィーダ(製品名:K-S30)の最大振幅は2mm程度が限界でした。しかし、こんにゃく等の軟らかく、振動を吸収してしまう食品等を搬送するには3~4mm程度の振幅が必要です。通常、大きな振幅を得るためには、高強度の板ばね、強力なマグネットが必要となり、消費電力も増加します。これに対し、今回の開発品は『増幅ばね機構』を採用することで高振幅での運転を可能としました。また、本機構を既存の直進フィーダへ取り入れたことに成功したため、従来同様の消費電力を維持し、省エネにも貢献します。なお、増幅ばねには、高強度であるCFRP※を使用しています。
※ CFRP:炭素繊維強化プラスチック(Carbon-Fiber Reinforced Plastic)」
なお、本開発品は11月25日~28日に東京ビッグサイトで開催された「2009部品供給装置展(日刊工業新聞社主催)」に、参考出展いたしました。
特長
| (1) 高振幅 |
増幅ばね機構により、従来機の振幅を更に大きく(最大2倍)して食品等を高速で搬送 |
|---|---|
| (2) 省電力 |
増幅ばね機構の採用で、高磁力のマグネットが不要であり、消費電力も従来機同等を維持 |
| (3) 安定供給 |
前側と後側それぞれの増幅ばねの強さを変えることにより、シュート全体の搬送ムラを抑え、安定した供給が可能 |
お問い合わせ先
精機商品事業部 セールスエンジニアリング部
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