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2008年12月18日

テンションレベラ用『超低トルクバックアップロールユニット』を開発

【当社従来品に対し40%のトルク低減を実現!】


 NTN株式会社(以下、NTN)は、薄板製造設備のテンションレベラを対象に、当社従来品に対し40%のトルク低減を実現した『超低トルクバックアップロールユニット』を開発しました。

テンションレベラは、鋼板に曲げと引張の力を加えることにより塑性伸びを生じさせて、鋼板のそりや歪みを矯正する装置です。バックアップロールユニットは、ワークロールユニットあるいは中間ロールユニットとの接触による摩擦力により回転しているため、回転トルクが大きい場合にはスリップが発生し、鋼板品質(微小なうねり)に影響を及ぼします。近年、さらなる品質安定化とともに環境負荷低減のため省エネルギー化の要求があり、バックアップロールユニットの回転トルクの低減が望まれていました。

そこで、NTNでは“低トルク化と長期間にわたる信頼性の確保”を目的に、ロバスト性を考慮した品質工学と解析技術を駆使し、構成部品である軸受の内部諸元や潤滑仕様の最適化を進めると共に、グリース漏れに対する密封機能の信頼性向上のため、ラビリンス構造を強化した新規シール構造を採用しました。
それらの結果、開発品である『超低トルクバックアップロールユニット』は、当社従来品に対し回転トルクが40%低減、軸受の温度上昇が20%低下を実現しました。

これによりラインスピード(鋼板の送り速度)が従来と同一であれば環境負荷低減に繋がり、また、ラインのスピードアップに展開すれば生産性向上に貢献できます。

NTNでは、環境対応・省エネ化に繋がる大幅なトルク低減とラインスピードUPによる生産性向上を実現する高速仕性能をPRし、プラントメーカへの受注活動を始めました。


【 特 長 】

(当社従来品比)
(1) 回転トルク : 40%低減
(2) 温度上昇 : 20%低下

【 用 途 】

【問合せ先】

※基本動定格荷重 : 転がり軸受の動的負荷能力を表すもので、100万回転の基本定格寿命を与えるような一定荷重

【製品写真】


製品写真

【適用例 : テンションレベラー】


適用例 : テンションレベラー

テンションレベラーは、鋼板に曲げと引張の力を加えることにより塑性伸びを生じさせて、鋼板のそりや歪みを矯正する薄板製造設備です。テンションレベラーに用いられるロールには鋼板に接触するワークロールユニット、そのワークロールユニットに転接する中間ロールユニット(省略の場合有り)及び中間ロールに転接するバックアップロールユニットがあり、接触による摩擦力で回転する構造です。
これらのロールのうち、バックアップロールユニットのみラジアル荷重を負荷できる軸受構造です。

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