「第20回上海国際自動車工業展覧会(上海モーターショー2023)」に出展2023年4月4日
| 会期 | 2023年4月18日(火)~27日(木) (一般公開日は4月22日~27日) |
|---|---|
| 会場 | 国家会展中心 (中国 上海市) |
| ブースNo. | 1.2H-1BF009 |
NTN株式会社(以下、NTN)は、4月18日~27日に中国・上海で開催される「第20回上海国際自動車工業展覧会(上海モーターショー2023)」に出展いたします。
本イベントは、10日間にわたって開催される中国最大規模の自動車関連の展示会で、世界中の自動車メーカや自動車部品メーカなど1,000社以上が出展します。
中国の自動車市場では電動化が加速しており、各自動車部品メーカには軽量化や高効率化、NVH(騒音、振動、乗り心地)の向上などが求められ、軸受においてはこれらの特性に加えて高速回転性能や低フリクション化のニーズも高まっています。NTNブースでは「世界の変化、NTNと共に」をテーマに、これらのニーズに対応する各種商品を展示します。
EVの動力源として使用されるeアクスルは、省電費化を背景に小型・軽量化する傾向にあります。小型・軽量化による動力不足を補うためにeアクスルのモータは高出力化しており、モータに使用される軸受には高速回転性能が必要とされます。NTNブースでは、dmn値*220万の高速回転性能を達成したEV・HEV用深溝玉軸受に加え、独自開発のシールの適用によりeアクスル内のギヤ摩耗粉などの異物の軸受内部への侵入を防ぎつつ低フリクション性能を実現した「超低フリクションシール付玉軸受」などのeアクスル向け軸受を展示します。
NTNが高い世界シェアを誇るハブベアリングとドライブシャフトにおいては、シール形状やグリースの配合成分の見直しにより低フリクション性能を実現した「低フリクションハブベアリングIII」や、内部部品にかかる力を相殺する独自の「スフェリカル・クロスグルーブ構造」によりトルク損失率を大幅に低減した高効率固定式等速ジョイント「CFJ」、ハブベアリングとドライブシャフトを一体化した4世代ハブジョイントなど両商品で高い技術力を誇る当社ならではの商品をご紹介します。
* dmn値:軸受の回転性能を表す指標で、軸受ピッチ円径(mm)×回転速度(min-1)
主な展示商品
EV・HEV用高速深溝玉軸受
保持器材料の見直しによる高強度化とともに、保持器と転動体が直接触れる保持器のポケット部の形状工夫により、遠心力による保持器の変形を最小化し、高速回転対応を実現しました。
グリース潤滑およびオイル潤滑環境下での適用が可能で、オイル潤滑環境下では使用条件によってdmn値220万の高速回転にも対応します。近年、モータの発熱を抑えるために冷却効果に優れたオイル潤滑のモータが増加傾向にある中、オイル潤滑向けで多数のご要望をいただき、量産納入を拡大しています。
「超低フリクションシール付玉軸受」
シールリップのすべり接触部に円弧状(半円筒状)の微小突起を等間隔に設けた新開発の接触タイプシールを採用することで、回転トルクを従来品比で80%低減し、非接触タイプシールに匹敵する低トルク効果を実現しました。回転時には、微小突起によるくさび膜効果によりシールと内輪の摺動面の間に油膜が形成され、シールの引き摺りトルクを大幅に低減。突起は微小なため、軸受に有害な硬質異物の侵入を防ぐことが可能で、軸受寿命も確保しています。
「低フリクションハブベアリングIII」
タイヤの回転を支えるハブベアリングの回転フリクションを従来品比で62%低減し、車両燃費を約0.53%改善しました。配合成分と粘度を見直した新グリースの採用、ラビリンス付きシール構造の適用と軸受内部の予圧の最適化により、軸受の性能を維持しながら回転フリクションを低減しています。また、低温環境下におけるフレッチング摩耗*も抑制します。
* 車両輸送時など微振動に伴い摩耗が発生する現象
高効率固定式等速ジョイント「CFJ」
世界最高水準の伝達効率により自動車の省燃費・電費化に貢献する固定式等速ジョイント(CVJ)です。内部部品にかかる力を相殺する独自の「スフェリカル・クロスグルーブ構造」の適用により、従来品が持つ世界最高水準の軽量・コンパクト性はそのままに、トルク損失率を50%以上低減、さらに高作動角時においてもトルク損失率の増加を大幅に抑えることが可能です。
