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2020年度のCSR活動をご紹介します。

内部統制/内部監査

内部統制に関する基本的な考え方

当社は、取締役会で決議した内部統制基本方針に基づき、リスクマネジメントとコンプライアンスを経営の最重要課題のひとつとして位置づけ、内部統制システムを整備・運用しています。
財務報告に係る内部統制については、企業会計審議会の公表した一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して評価を実施しています。2021年3月期は国内外50社を対象として内部統制の有効性を評価しました。
監査委員会と内部監査部門の連携と監査業務の実効性を強化することを目的として、2021年4月に内部監査部門の組織変更を行いました。従来の内部監査部が担当していた内部統制システムに関する統括管理機能を、CSR本部に新設した内部統制推進部に移管し、統制の改善をさらに推進する体制としました。
今後も事業環境の変化に応じて内部統制システムを見直すことにより、NTNグループ全体の経営の健全性と効率性の向上を図ります。

内部統制体制図

内部統制体制図

内部監査の取り組み

当社では、経営監査部が、内部監査業務を担当しています。経営監査部は、執行機関から独立した組織として、当社の各部門および国内外のグループ会社の業務遂行状況について、法令や社内規程などに対する準拠性、妥当性、事業活動の有効性、効率性の観点から内部監査を実施しています。
そして、内部監査の結果に基づき、監査対象部門へ改善の助言や提言を行うとともに、改善対策の実施状況の確認やフォローアップの監査を行っています。
内部監査の結果については、執行役社長および監査委員会へ報告しています。
海外では各地区を統括する組織として「総支配人室」を設けており、その中に「内部統制課」を設置しています。内部統制課は、経営監査部およびCSR本部と連携し、各地区の事情や特性を踏まえながら、地区・国ごとに施策を進めています。
監査委員会と経営監査部および会計監査人は、定期的に会合を持ち監査方針、監査計画、監査結果などについて情報・意見交換を図るなど、監査の効率と実効性の向上に努めています。