2019年度のCSR活動をご紹介します。
事業活動と環境負荷
環境負荷
■マテリアルフロー図(対象:国内・海外)
*1 NOx,SOx,PRTRおよび地下水は国内のみ対象
*2 産業廃棄物
環境会計
国内グループは、環境保全に効率的に取り組むため、環境省のガイドラインに基づく分類にて、環境保全のコストおよび効果の定量化を行っています。2020年3月期の環境保全コストは、環境貢献商品の研究開発を含み約45億円であり、環境保全対策に伴う経済効果は約9億円でした。
■環境保全コスト
(百万円/年)
分類 | 設備投資額 | 費用 | 総合計 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
金額 | 主な内容 | 金額 | 主な内容 | |||
事
業 エ リ ア 内 コ ス ト |
公害防止コスト | 15 | 環境設備(集塵機、ブロアなど) | 204 | 環境施設(集塵機、排水処理施設)の保守・点検・維持管理など | 219 |
地球環境保全コスト | 145 | 省エネ設備(コンプレッサ用インバータ、LED照明、高効率空調機器など) | 156 | 省エネ設備設置・保守・点検・維持管理など | 301 | |
資源循環コスト | 0 | 節水・雨水利用設備、研削スラッジ固形化装置 | 865 | 廃棄物リサイクル・ 減量化対策、 一般・産廃の処理費用 |
865 | |
上下流コスト | 0 | 18 | グリーン調達にかかわる分析 | 18 | ||
管理活動コスト | 0 | 370 | 環境マネジメントシステム(EMS)にかかる 人件費、情報開示(広告、NTNレポート)場内の緑化・美化 |
370 | ||
研究開発コスト | 935 | 試験機購入費、試作費用など | 1,748 | 環境貢献商品を含む商品の研究開発 | 2,638 | |
社会活動コスト | 0 | 5 | 社外の緑化・美化 | 5 | ||
環境損傷対応コスト | 0 | 5 | 土壌調査・対策費用 | 5 | ||
合計 | 1,095 | 3,371 | 4,466 | |||
(参考) 2019年3月期合計 |
2,368 | 3,162 | 5,541 |
■環境保全対策に伴う経済効果
(百万円/年)
項目 | 金額 | 主な内容 |
---|---|---|
地球環境保全コスト・効果 | 51 | 空調・コンプレッサ・照明の省エネ |
資源循環コスト・効果 | 849 | 金属スラッジなどの有価物売却益など |
合計 | 900 | |
(参考)
2019年3月期合計 |
983 |
■環境保全効果
指標 | (参考)2019年3月期 | 2020年3月期 |
---|---|---|
CO2総排出量 | 28.9万トン | 27.0万トン |
廃棄物の削減 | リサイクル率 98.6% | リサイクル率 97.6% |