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2018年度のCSR活動をご紹介します。

資源保護

当社グループは、水資源保護のため、グローバルで水使用量や水使用量原単位の削減に取り組んでいます。また、水ストレス分析をAQUEDUCT(アキダクト:世界資源研究所(WRI)発表の世界の水リスク示した世界地図・情報を無料提供しているツール)により行っています。廃棄物の発生量削減や、リサイクル率の維持向上にも取り組んでおり、鉱物資源保護を推進しています。

水ストレス(2030年予想)と地域ごとの水使用量

水ストレス(2030年予想)と現状の水使用量

NTN TRANSMISSIONS EUROPE 冷却システムの改善

NTN TRANSMISSIONS EUROPEは工場内の冷却設備の水質データ収集装置と処理状況を表示できるシステムを導入しました。2018年8月のシステム導入後、閾値超えの警告を表示できる計器盤に種々のパラメータを表示し監視しています。この監視システムにより、冷却設備の運転パラメータと水使用量の監視および最適化が可能となりました。現在、水質の状態監視と水使用量の削減活動に活用しており、導入前のシステムと比較して、水使用量を17%(2018年9月~2019年3月で1,853kL)削減しました。

冷却水処理システム

水使用量削減

2019年3月期は、水使用原単位の国内事業期の目標(2011年3月期比△24.1%)は達成できませんでした。海外事業期の目標(2015年3月期比△13.9%)は達成することができました。2020年3月期も、水使用量の削減と水使用原単位の低減を推進します。

水使用量(国内)*

水使用量(海外)*

*水使用量の対象事業場は「ISO14001(2015年版)取得状況と環境関連の管理項目」をご参照ください。

廃棄物発生の抑制と高リサイクル率の維持

2019年3月期は、廃棄物発生原単位の低減に取り組み、国内事業場の目標(2011年3月期比△3.8%)を達成しました。2020年3月期は、廃棄物発生の抑制に向け、国内事業場の廃棄物発生原単位維持(2011年3月期比△3.8%)と、廃棄物リサイクル率の目標(国内事業場98.1%以上、海外事業場97.0%以上)達成に取り組みます。

廃棄物発生量とリサイクル量(国内)*

廃棄物発生量とリサイクル量(海外)*

*廃棄物発生量とリサイクル量の対象事業場は「ISO14001(2015年版)取得状況と環境関連の管理項目」をご参照ください。