2017年度のCSR活動をご紹介します。
全社環境実績と目標
2018年3月期の全社環境実績
16項目中14項目で目標達成
当期は「NTN環境基本方針」の8つの方針に沿った目標を掲げ、取り組みを推進してきました。その結果、16項目中14項目で目標を達成しました。
来期は、CO2排出量は66.6万トン/年(国内29.6万トン/年以下、海外37.0万トン/年以下)の目標を掲げ地球温暖化防止に取り組みます。
■2018年3月期 全社環境実績
- 達成
- 未達成
NTN基本方針 | 環境目標 | 実績 | 評価 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
自社技術による地球温暖化防止への貢献 | 省エネ・創エネに寄与する新技術・新商品の開発 | eHUBの開発
NTNマイクロ水車の開発 |
||||||
法令などの遵守 | 毒劇物の厳重管理の継続 | 入出庫管理の徹底と月1回の自主監査 | ||||||
事業活動における環境負荷低減 | CO2排出削減の推進 | CO2排出量の削減 | 国内 | 28.2万トン/年以下 *1 | 28.6万トン/年 | |||
海外 | 37.2万トン/年以下 *2 | 35.5万トン/年 | ||||||
CO2排出原単位の低減 | 国内 | 1998年3月期比△21.2% *1 | 1998年3月期比△23.6% | |||||
海外 | 2007年3月期比△5.0% *2 | 2007年3月期比△10.4% | ||||||
持続可能な資源の利用 | 水使用量の削減 | 水使用原単位の低減 | 国内 | 2011年3月期比△16.8% | 2011年3月期比△21.6% | |||
海外 | 2015年3月期比△1.2% *3 | 2015年3月期比△12.5% | ||||||
廃棄物発生量の削減と高リサイクル率の維持 | リサイクル率の向上 | 国内 | 99.8%以上 | 99.9% | ||||
海外 | 97%以上 | 96.7% | ||||||
廃棄物発生原単位の低減 | 国内 | 2011年3月期比△1.6% | 2011年3月期比△3.2% | |||||
紙・発泡スチロール使用量の削減 | 紙購入原単位の低減 | 国内 | 2011年3月期比
+14.0% |
2011年3月期比
+10.2% |
||||
発泡スチロールの使用量削減 | 国内 | 2000年3月期比 △99%維持 |
2000年3月期比 △99.7% |
|||||
環境負荷物質の管理徹底 | PRTR法対象物質の取扱量の管理および削減 | 2017年3月期比△6% | ||||||
生物多様性保全への取り組み | 「企業の森」などの生物多様性保全活動の推進 | 国内 | 16事業所以上の参加 | 19事業所以上の参加 | ||||
海外 | 7事業所以上の参加 | 11事業所以上の参加 | ||||||
環境マネジメントシステムの継続的改善 | ISO14001改訂(2015年度版)への移行 | 2017年11月 認証取得済 |
*1 電力のCO2排出係数を「固定係数0.381」にて算出
*2 NTN-AT、NDB、NTPT、NNMI Chennai、南京NTNの5事業所を追加
*3 NDB、NTPT、NNMI Chennai、南京NTNの4事業所を追加
2019年3月期の全社環境目標
NTN環境基本方針と環境活動指針
NTN環境基本方針 | 環境活動指針 |
---|---|
1. 自社技術による地球温暖化防止への貢献 | 世界の省エネや創エネに寄与する新技術・新商品の開発および提供を通じて、地球温暖化防止に貢献します。 |
2.法令などの遵守 | 環境法令や条例を遵守し、地域や顧客など利害関係者からの要請にも積極的に対応します。 |
3.事業活動における環境負荷低減 | NTNグループのあらゆる事業活動において、CO2や規制物質の排出などの有害な環境影響を最少化するとともに、サプライチェーンの上下流(調達先~顧客)における環境負荷の把握および低減に努めます。 |
4.持続可能な資源の利用 | リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)を徹底し、原材料や水などの投入資源および廃棄物の削減に取り組みます。 |
5.環境負荷物質の管理徹底 | グリーン調達を推進し、製品および製造工程で用いる環境負荷物質の管理を徹底するとともに、有害性が高い物質については、積極的に代替物質へ転換します。 |
6.生物多様性保全への取り組み | 地域社会と連携して、積極的に森林保全などの環境保護活動を推進し、生物多様性の保全に取り組みます。 |
7.コミュニケーションの推進 | NTNグループで働く全員に本方針を周知し環境意識の向上を図るとともに、環境への取組みを広く情報発信し、積極的に社会とのコミュニケーションを推進します。 |
8.環境マネジメントシステムの継続的改善 | 環境パフォーマンス向上のため、環境マネジメントシステムを運用し継続的に改善します。 |
■2019年3月期 全社環境目標
NTN環境基本方針 | 環境目標 | |||
---|---|---|---|---|
自社技術による地球温暖化防止への貢献 | 省エネ・創エネに寄与する新技術・新商品の開発 | |||
法令などの遵守 | 毒劇物の厳重管理の継続 | |||
事業活動における環境負荷低減 | CO2排出削減の推進 | CO2排出量の削減 | 国内 | 29.6万トン/年以下 |
海外 | 37.0万トン/年以下 *1 | |||
CO2排出原単位の低減 | 国内 | 1998年3月期比△26.4% | ||
海外 | 2007年3月期比△10.9% *1 | |||
グリーン調達基準書改訂版の周知および遵守徹底 | グリーン調達基準書様式回収率 | 国内 | 回収率100% | |
持続可能な資源の利用 | 水使用量の削減 | 水使用原単位の低減 | 国内 | 2011年3月期比△24.1% |
海外 | 2015年3月期比△13.9% *2 | |||
廃棄物発生量の削減と高リサイクル率の維持 | リサイクル率の向上 | 国内 | 99.8%以上 | |
海外 | 97%以上 *1 | |||
廃棄物発生原単位の低減 | 2011年3月期比 △3.8% |
|||
紙・発泡スチロール使用量の削減 | 紙購入原単位の低減 | 2011年3月比 +5.4% |
||
発泡スチロールの使用量削減 | 2000年3月期比△99%維持 | |||
環境負荷物質の管理徹底 | PRTR法対象物質の取扱量管理および削減 | PRTR法対象物質の取扱原単位 | 2018年3月期比△1% | |
フタル酸エステル混入防止および旧在庫品の厳格管理 | ||||
生物多様性保全への取り組み | 「企業の森」などの生物多様性保全活動の推進 | 参加事業所の増加 |
*1 襄陽NTNを追加
*2 NTN-AT、襄陽NTNを追加