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2017年度のCSR活動をご紹介します。

事業活動と環境負荷

事業活動と環境負荷

当社グループは、開発、設計から物流に至るまでのすべての工程で環境負荷の低減を図っています。その一環として、製造プロセスへのINPUT(原材料、エネルギー、化学物質(PRTR)、水)と、製造プロセスからのOUTPUT(大気、廃棄物、化学物質(PRTR)、排水)の全体像を把握し、これらを削減することに取り組んでいます。

国内の生産活動に伴う環境負荷(2018年3月期)

対象:国内グループ

図:国内の生産活動に伴う環境負荷(2018年3月期)

*1 

PRTR対象物質

特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する法律

*2 

マテリアルリサイクル

原材料としてリサイクル

*3 

サーマルリサイクル

燃料としてリサイクル

環境会計

国内グループは、環境保全を効率的に取り組むため、環境省のガイドラインに基づく分類にて、投資・開発コストと効果の定量化を行っています。2018年度の環境保全コストは、エコ商品の研究開発を含み約65億円であり、環境保全対策に伴う経済効果は約8.4億円でした。

環境保全コスト

(百万円/年)

分類 設備投資額 開発費 総合計
金額 主な内容 金額 主な内容








公害防止コスト 1 環境設備(集塵機など) 254 環境施設(集塵機、排水処理施設)の保守・点検・維持管理など  
地球環境保全コスト 551 省エネ設備(コンプレッサ用インバータ、LED照明、高効率空調機器など) 493 省エネ設備設置・保守・点検・維持管理など
資源循環コスト 4 632 廃棄物リサイクル・
減量化対策、
一般・産廃の処理費用
上下流コスト 0 75 グリーン調達にかかわる分析
管理活動コスト 29 436 環境マネジメントシステム(EMS)にかかる
人件費
情報開示(広告、NTNレポート)場内の緑化・美化
研究開発コスト 2,784 1,249 エコ商品(軸受、CVJ、電動モジュールなど)の研究開発
社会活動コスト 1 6 社外の緑化・美化
環境損傷対応コスト 0 5 土壌調査・対策費用
合計 3,369 3,150 6,519
(参考)2017年3月期合計 1,650   3,840   5,490

環境保全効果

指標 2017年3月期 2018年3月期
CO2総排出量 27.7万トン 28.6万トン
廃棄物の削減 リサイクル率 99.9% リサイクル率 99.9%

環境保全対策に伴う経済効果

(百万円/年)

項目 金額 主な内容
地球環境保全コスト・効果 89 空調・コンプレッサ・照明の省エネ効果など
資源循環コスト・効果 751 金属スラッジ
などの有価物
売却益
その他 4
合計 844  
(参考)
2017年3月期合計
565