2017年度のCSR活動をご紹介します。
環境マネジメント
当社グループは国際規格ISO14001に則った環境マネジメントシステム（EMS）を構築・運用し、環境活動のレベルアップを図っています。なお、当期も排出基準超過など重大な法令違反や環境汚染事故などの発生はありませんでした。
ISO14001改訂対応
環境マネジメントの国際規格ISO14001が2015年版に改訂されたことを受け、全事業所で改訂版の認証取得を進めています。
国内事業所はすべての事業所で認証を取得しています。海外事業所は20事業所で取得しており、残りの事業所は2019年3月期中に取得予定です。
環境意識の向上
国内グループは、環境意識の高揚を図るため、全従業員（常駐業者、派遣、請負などの事業所に働く人員を含む）の方々を対象に、「環境基本方針カード」を配布し、環境意識の向上に取り組んでいます。また、毎年6月の環境月間には事業所ごとに重点活動項目を設定し取り組んでいます。たとえば、環境ニュースの活用により油や薬品漏洩時の緊急対応の手順などの周知徹底を図っています。
環境基本方針カード（裏面に第4項以降を記載）
「環境ニュース」を発行
NTN-BOWER CORP.マコーム工場 イリノイ環境改善コンテスト優秀賞受賞
2017年10月24日にイリノイ環境維持技術センター主催により開催された環境改善コンテストでNTN-BOWER CORP. マコーム工場（アメリカ）を含むイリノイ州で事業を行うキャタピラー社、アイシン精機など22社が優秀賞を受賞しました。当社グループではNTN-BOWERが初めての受賞となりました。
本コンテストはイリノイ環境維持技術センターが1987年以降、イリノイ大学とともに環境に関する項目の改善を目的として行われているものです。
当社は自動消灯活動、LEDライト導入、空調システム更新による消費電力削減、工場用水利用機器更新や利用工程の見直し、また、排水処理装置の更新による消費量削減を行いました。さらにリサイクリング促進のため、場内で分別ごみ収集を開始しました。これらの一連の活動による改善が評価されたものです。NTN-BOWER CORP.ハミルトン工場（アメリカ）にも横広げを行い、周辺地域社会の環境改善を促進しています。
