ダイヤモンドや石炭、鉄鉱石を採掘する鉱山では、さまざまな機械が使われている。そこで活躍する「ベアリング」を紹介するね。

例えば、地面を掘り起こす超巨大油圧ショベルでは旋回装置やクローラー、ダンプトラックの減速機や車軸で使われているんだ。大型ダンプカー35台分も積めるダンプトラックのタイヤは直径3メートル！その車軸で使われている「ベアリング」は外径1メートルもあるんだよ。

さらに岩石を砕くクラッシャーや、砕かれた岩石を運ぶベルトコンベヤー、その大きさをそろえる振動ふるいでは衝撃や粉塵などの厳しい条件にも耐えられる「ベアリング」が使われているんだ。その材料も硬いだけではなく、長持ちするよう特別に熱処理されたものが使われているよ。

ダイヤモンドや石炭、鉄は産業や便利な暮らしを支えるもの。それを採るために「ベアリング」は世界の鉱山でがんばっているんだね。