いろいろあるぞ!「ベアリング」
~ベアリングのしくみと種類を知ろう~
今回は、そのしくみと種類について勉強しよう。
「ベアリング」は、内輪(内側の輪)、外輪(外側の輪)、転動体(転がるもの)、保持器(転動体が正しく回るように位置を決めるもの)からできている。転動体には「タマ」と「コロ」がある。
「タマ(ボール)」は点で力を受けるので高速回転に向いている。
「コロ(ローラ)」は、線で力を受けるので重い力がかかるところで使われるんだ。
「コロ」には「円筒コロ」「円すいコロ」「針状コロ」などいろんな種類がある。なぜこんなに「コロ」の種類があるんだろう。それは「ベアリング」が使われる場所によって、受ける力と、求められる働きが違うからなんだよ。
転動体の種類だけでなく他にも、特殊な材料を使うなど、いろんな状況に合うように工夫された「ベアリング」が何万種類もあるんだよ。
次は、そんな「ベアリング」がどんなにすごいか勉強しよう。