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2018年

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「働き方改革」に対応した人事制度改革を実施2018年3月19日広報ニュース

働き方の選択や新制度の利用で、誰もが生き生きと働くことができる職場に

NTN株式会社(以下、NTN)は、本年3月に迎えた創業100周年を機に、多様化する価値観やライフスタイルに対応していくことを目的に、人事制度改革を実施いたします。今回の人事制度改革では、新人事制度の導入や昇格・評価基準の改定、さらには働き手の拡充として、女性従業員やシニア従業員の活用推進を目的とした施策を実施いたします。

日本では、少子高齢化による働き手不足が懸念される一方、社会における価値観の多様化が進むなか、政府が提唱する「働き方改革」のもと、企業においても従業員が個々の価値観に基づいて働き方を選択し、能力を十分に発揮できるような環境整備が求められています。当社は、従来採用してきた人事制度をこのたび改革し、従業員一人ひとりがワークライフバランスを実現し、能力を十分に発揮できるよう就労環境の整備を図ることで、企業の生産性向上を図るとともに、次の100年も持続的な成長を目指してまいります。

人事制度改革の概要

  • 新人事制度の導入
  • NTNグループの持続的成長を支える中核人材の確保を目的に、非管理職の従業員向けに、「将来どのように活躍したいか」という志向に合わせた複数のキャリアコースを設置いたします。

    <新キャリアコース>

    (1) Gコース 複数部門の技術や専門知識を習得し、経営の中核として活躍するキャリアコース
    (2) Rコース 特定分野の技能や知識の担い手として活躍するキャリアコース
    (3) 高度スキル専門職 報酬や労働条件などが働き方に応じて設定されるキャリアコース(有期契約)
  • 昇格・評価基準の改定
  • 昇格要件に、事業や商品、技術などの知識を身に付ける「社内認定資格」や「公的資格」、「英語力」の要件を新たに加え、それぞれの階級に必要な要件を明確にすることで、従業員のチャレンジ意欲を引き出し、生産性の向上につなげます。

    また、評価基準については、年功序列的要素などを極力排除し、成果を重視した基準に改定し、従業員のさらなるモチベーションの向上、チャレンジ精神の促進を図ります。

  • 女性活躍の推進
  • 育児や介護に従事する従業員のための勤務体系として短時間勤務制度を新たに導入するほか、当社2拠点目となる企業内保育所「ベアキッズらんど 桑名」を三重県桑名地区に開所するなど、女性の活躍推進に向けた取り組みを進めます。また、育児や介護などと仕事を両立できる体制づくりに向け、一部事業所で在宅勤務制度(月4回まで)の導入に向けたトライアルを実施しています。

  • シニア層の活躍推進
  • 少子高齢化が進むなか、定年延長を見据え、定年前の資格役職定年を一律1歳引き上げます。また、60歳以降の定年再雇用者の給与体系を改定し、年収ベースで約25%程度給与を引き上げ、重要な働き手となっているシニア層のさらなる活用を推進します。

お問い合わせ先

NTN株式会社
広報・IR部

TEL:06-6449-3579 FAX:06-6443-3226

お問い合わせフォーム

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