公正取引委員会からの排除措置命令および課徴金納付命令について2013年3月29日
当社は、ベアリング(軸受)の取引に関して独占禁止法違反の疑いがあるとして、平成23年7月26日に公正取引委員会による立入検査を受け、以降同委員会の調査に協力してまいりましたが、本日、同委員会から排除措置命令および課徴金納付命令を受けましたのでお知らせいたします。
当社は、法令・ルールの遵守に努めてきたにもかかわらず、このような事態になり、株主、お客様をはじめ、関係の皆様には多大なご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。
1. 排除措置命令の概要
当社は、ベアリング(軸受)の取引に関して、独占禁止法第3条(不当な取引制限の禁止)に違反する行為が認められるとして、違反行為が消滅していることを確認すること、販売価格は自主的に決めること、情報交換は行わないこと等の措置をとることを命じられました。
2. 課徴金納付命令の概要
(1) 納付すべき課徴金の額 | 72億3107万円 |
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(2) 納付期限 | 平成25年7月1日 |
3. 今後の対応
排除措置命令および課徴金納付命令の内容を慎重に検討の上、対応を決定する予定であります。
4. 業績への影響
上記金額につきましては、平成25年3月期決算において特別損失として計上する予定であります。 なお、当連結会計年度の業績見通しについては、現在精査中であります。