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2007年11月30日

自動車トランスミッション用『遊星ギアASSY』を開発

【長寿命化技術·強度解析技術を活用し、高速化·コンパクト化を実現】


NTN株式会社(以下、NTN)は、高速化·コンパクト化を実現した自動車トランスミッション用『遊星ギアASSY』を開発しました。

現在、自動車用トランスミッションは、主流であるオートマチックトランスミッション(AT)に加え、近年増加傾向にあるCVT、ハイブリッドシステムにも遊星ギア機構が採用されています。特にATにおいては、従来の4〜5速から6〜8速の多段化により、遊星ギア部も高回転となり、使用される軸受にも高速回転への対応が求められています。
遊星ギア部に使用される保持器付針状ころは、自転しながら公転する遊星運動特有の条件下にあり、公転による遠心力が作用し、通常の条件に比べ保持器に発生する応力が高くなるため、保持器の強度アップが必要となります。また、小型軽量化の要求に対応するには、ギア歯面·歯元の強度アップ、軸受寿命の向上等、遊星ギア部全体の耐久性の向上が課題となります。

今回開発した自動車トランスミッション用『遊星ギアASSY』は、キャリア、ギア、軸受、ワッシャから構成されるユニット商品で、軸受は高度な解析を活用し保持器形状の最適化を図ることで、遊星ギア自転数25,000min-1での使用を可能としました(従来の要求仕様は17000 min-1)。また、ギアへの特殊表面処理、軸受への特殊熱処理により長寿命化を図り、同一寿命下では20%のコンパクト化(幅方向)を実現しました。

NTNでは、今後、基礎開発から量産開発へ移行し、2010年の市場投入を目指して、自動車メーカ·トランスミッションメーカへの受注活動を始めていきます。


【 特 長 】

(1) 高速回転対応 : 毎分25,000回転(従来の要求仕様は毎分17,000回転)
(2) ギアピッチング寿命 : 4倍(従来歯車比)
(3) ギア幅20%コンパクト化 : (寿命が従来同等の場合)

【用途】

【問合せ先】

【製品写真】

遊星ギアASSY外観写真
遊星ギアASSY外観写真
遊星ギア+軸受+ワッシャ+軸
遊星ギア+軸受+ワッシャ+軸
保持器付針状ころ+軸
保持器付針状ころ+軸

【使用部位】

使用部位

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