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2007年12月25日

連続可変バルブ機構用ボールねじユニットを量産納入開始

【エンジンの環境性能向上に貢献!】


NTN株式会社(以下、NTN)は、自動車の連続可変バルブ機構に搭載される電動アクチュエータ用ボールねじユニットを開発し、株式会社日立製作所オートモティブシステムグループのVEL*1機構向けに量産納入を開始しました。

自動車のエンジンには、省燃費化や排気ガスのクリーン化等の社会的要求に応えるため、バルブのリフト量*2と作動角(イベント)*3を連続可変できる機構が搭載され始めています。これらの機構のアクチュエータ駆動部品にはウォームギヤや遊星ローラーねじが使用されていますが、摩擦が大きく大型のモータが必要、あるいは機構が複雑といった課題がありました。一方、代替部品であるボールねじは、摩擦損失が小さく高効率でコンパクトであるが価格が高い、という課題がありました。

開発したボールねじユニットは、ナットのねじ溝の高精度切削や酸化スケールの発生を抑制できる特殊高周波焼入等により加工工数の削減を可能にし、価格競争力を向上させました。また、技術面では、ボールをナット内部で循環させる部材である“こま”の形状(新丸型)と材料の改良により耐久性を向上させると共に、ねじ軸を支持する軸受を加締め固定することにより、高い抜け強度を確保しました。

転がり抵抗の小さい高効率なボールねじユニットに、これらの新しい技術を適用することで、アクチュエータのコンパクト化と高レスポンス化を実現しました。

NTNでは、車輌各部位の電動化が進む中で、高効率なボールねじが普及拡大していくと考えており、連続可変バルブ機構に留まらず、本開発品を広く顧客に提案し拡販展開して行きます。

(*1) VEL : Variable valve Event & Lift
(*2) バルブリフト量 : バルブがバルブシート面から離れている距離
(*3) バルブイベント : バルブが開いている時のクランクシャフト角度範囲

【 特 長 】

(1)低コスト : 各種新加工法の採用
(2)低フリクション : 連続可変バルブ機構のモータ小型化、省電力化、高レスポンス化
(3)高耐久性 : 車両30万km以上の耐久条件をクリア

【用途】

【問合せ先】

【製品写真】

製品写真

【製品使用箇所】

製品使用箇所

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