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2015

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新商品
次世代ドライブシャフト「アドバンスド ドライブシャフト モジュール」の提案を開始
2015年10月26日新商品ニュース

NTN株式会社(以下、NTN)は、自動車のドライブトレーンに用いられるドライブシャフトなどの構成部品を新たなコンセプトと高度な製造技術によりモジュール化し、「アドバンスド ドライブシャフト モジュール」(Advanced Drive-Shaft Module、以下、ADSモジュール)として世界の自動車メーカへ提案を開始します。

エンジンからの動力は、変速機、デファレンシャルギヤ(差動歯車装置、以下デフ)を経てドライブシャフトによりタイヤに伝達されます。ドライブシャフトは、等速ジョイント(以下、CVJ)を用いることで、入力軸であるデフ軸とタイヤを支持するハブベアリング軸が角度を変えながら回転しても、常に同じ回転速度で滑らかにトルクを伝達する重要な役割を担っています。

自動車のデフやハブベアリングの仕様、車両トルクなどの要求は車種によって異なるため、これまでドライブシャフトは、要求仕様に合わせて個別に設計したCVJやシャフトを組み合わせていました。しかしながら、個別設計品は、試作と評価を繰り返してから量産するため、開発リードタイムが長くなるという課題がありました。

「ADSモジュール」は、タイヤ側に「プレスコネクトスプライン・ハブジョイント*1」を適用し、要求トルクごとに標準・共通化したCVJとハブベアリングをプレスコネクト方式で接合することで、軽量化と高性能化を実現します。一方、デフ側は同じく要求トルクごとに標準・共通化したCVJと個々に設計するステム部を電子ビーム溶接で高精度に接合した「EBWドライブシャフト*2」を組み合わせ、タイヤ側とともにモジュール商品として一括提供することで、ドライブシャフトの開発リードタイムを従来の1/2以下に短縮します。

NTNは、ハブベアリングで世界シェアNo.1、ドライブシャフトで世界シェアNo.2を誇り、長年の研究開発で培った技術に加え、プレスコネクト方式や電子ビーム溶接など最先端の製造技術を保有しています。これらの強みを活かし、ドライブシャフトの長さや形状など車種ごとに異なる部品と要求トルクに応じて共通設計化したCVJ部品を組み合わせた、次世代のドライブシャフト「ADSモジュール」を提案することで、お客さまの開発リードタイム短縮に寄与するだけではなく、モジュール化により小型・軽量化を図り、自動車の乗り心地や燃費向上にも貢献してまいります。

今後、新たに提案を始める「ADSモジュール」を含めてハブベアリングおよびドライブシャフト事業の販売高を2018年度に2015年度比15%増加する計画です。

NTNは、本開発品を10月29日〜11月8日に東京ビッグサイトで開催される「第44回東京モーターショー2015」に出展します。

  1. 「プレスコネクトスプライン・ハブジョイント」プレスリリース(2012年5月15日)
    http://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/news201200042.html
  2. 「EBWドライブシャフト」プレスリリース(2014年5月22日)
    http://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/news201400038.html

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