2014年

NTNは、『低炭素生活を創造するNTN技術』をテーマに「北京モーターショー2014(Auto China2014)」へ出展いたします。
NTNブースでは、次世代EVシステム商品、電動化の流れに沿ったモジュール商品をはじめ、環境負荷低減に貢献する商品を多数展示いたします。
また、NTNのEVシステムを搭載したデモ車両「Q'mo」が、“その場回転”や“横方向移動”のデモ走行を行います。抽選でお客さまにも、このインホイールモータ方式ならではの特徴的な動きを試乗体験いただけます。
皆様のご来場をお待ちしております。

インホイールモータシステムコンセプト「Q'mo」 NTNが開発した小型転舵アクチュエータによる操舵システムと、電動コミュータ用インホイールモータシステムを組み合わせた「インホイールモータ搭載:4輪独立駆動操舵システム」の小型二人乗り4輪電動コミュータコンセプトモデル。

インテリジェント・インホイール モータにサイクロイド減速機とハブベアリングを組合せた世界最軽量級のインホイールモータシステムに、電動ブレーキと多軸荷重センサを組合せたEVシステム商品。多軸荷重センサ等からの情報を基にインホイールモータと電動ブレーキを協調制御することで最適な回生制御や車両安定制御が可能となり、燃費と運転時の安全性が向上。また、インホイールモータは、ホイールに駆動システムを直接取り付けるので、空間スペースを有効利用でき、車両設計の自由度も向上。

超低フリクションハブベアリング 新開発の低フリクショングリースを使用することで、回転時のグリース攪拌抵抗を大幅に低減。また、シールリップ(ゴム製シールの先端部分)の摺動面に微小な凹凸処理を形成し、リップ面専用に開発した低粘度グリースを塗布することで、シール接触部の摩擦抵抗も低減。軸受の回転フリクションを33%低減(従来品比)、約0.28%の燃費改善を実現。

高性能軽量ハブジョイント 独自のプレスコネクト方式を適用することで、大幅な軽量化を実現したスプライン嵌合部にすきまのないハブジョイント。等速ジョイントと3世代ハブベアリングのボルト締結により、車両生産ラインで従来と同様の組立工程が可能な構造を実現。

次世代ステアリング用メカニカルクラッチユニット(MCU) 電磁クラッチとローラクラッチを組み合わせたコンパクトなステアバイワイヤ用クラッチ商品。高負荷容量設計により、機械的締結時の高い信頼性を実現。

中空ボールねじユニット CVTをはじめ車載用各種アクチュエータの電動化に対応する薄肉かつ軽量なモジュール商品。転がり抵抗の少ないボールねじを採用することで、プーリ駆動に伴う動力や電力の損失を低減。また、中空のねじ軸はプーリ軸と同軸配置が可能で、CVTの小型化に寄与。

電動油圧ブレーキ用ボールねじ駆動モジュール 高負荷容量ボールねじに支持軸受や焼結部材などを組み合わせた小型の駆動モジュール商品。モータの回転運動を精度良く直線運動に変換し、きめ細かなブレーキ力の調整で、より多くの走行エネルギーの回生を可能とし航続距離の向上に貢献。