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社外取締役メッセージ 〜持続的な企業価値向上に向けて〜

当社の社外取締役である和田 彰氏と津田 登氏に、コーポレート・ガバナンスの現状や今後の課題などについてご意見をいただきました。

社外取締役

和田 彰

2005年6月  日立造船株式会社 常務取締役
2006年6月  株式会社ニチゾウテック 常勤監査役
2011年6月  当社 社外取締役(現任)

私が社外取締役に就任した当時と比べると、取締役会での議論は非常に活発化しています。また、独占禁止法違反の疑いで、2013年に排除措置命令および課徴金納付命令を受けましたが、再び同様のことが起こらないよう全従業員が真摯な姿勢でコーポレート・ガバナンス体制の構築に取り組んでいると感じています。

NTNは2018年3月で創業100周年を迎えますが、次の100年を見据えてさらなる成長を果たすためには、これまで以上にグローバル展開を進めていくことが求められます。

そのためには、グローバル人材の確保が最も大きな課題であり、人材確保の施策を見直すとともに、働きたいと思ってもらえるよう「NTNブランド」をグローバルに構築・浸透させることが必要です。取締役会に出席する際は、社内の視点だけで議論が進んでいないかを常に意識しながら、ブランド価値向上に向けて課題と認識した事項についても意見を述べていきます。

さらに、NTNは自社の利益のみを追求するのではなく、すべてのステークホルダーの価値向上も持続的に追求する企業を目指すべきです。こうした企業像を目指していくために、経営陣の判断が透明性・公平性を保っているかという視点で、今後もさまざまな提言を行っていきます。

社外取締役

津田 登

2005年6月  三菱化学株式会社 執行役員
2014年4月  株式会社三菱ケミカルホールディングス
 代表取締役副社長執行役員
2016年6月  当社 社外取締役(現任)

社外取締役に就任してから1年が経過しました。取締役会は、社外取締役が積極的に発言することができる場であり議論の活性化が図られています。また、監査役会へ出席するほか、従業員が働くさまざまな現場も見ることができるため、提言をする上で情報を得る機会が多く、情報不足と感じたことはありません。

NTNは2016年6月に報酬諮問委員会を新設しましたが、これは株主・投資家などに対して「説明責任」および「経営の透明性」を果たさなければならないという姿勢が表れています。

一方で、NTNが今後さらに成長を続け、真のグローバル企業となるためには、コーポレート・ガバナンスはまだ進化の過程にあると考えています。私は、これまでに企業風土・企業文化の変革や、社会に役立つ企業づくりに従事してきましたので、この経験を活かし、NTNが国際社会で勝ち抜いていける経営システムを築くために、積極的に意見を述べていきます。

NTNは、現在「NTN 100」において各種施策に取り組んでいますが、特に新領域での事業展開は重要な戦略となります。新たな事業を生み出すことは容易ではありませんが、グローバル企業にふさわしい経営システムを築き、NTNで働く従業員がグローバルに価値観を共有することを通じて、経営目標が着実に達成されていくことを期待しています。