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第2回 ステークホルダー・ダイアログ

株主・投資家の皆さま、お客さま、取引先さま、従業員、環境、地域社会などのステークホルダーに対する、企業の社会的責任(CSR)が求められています。
ステークホルダーのご意見を持続的な企業活動に反映するため、CSR各分野における学識経験者・有識者の方とのステークホルダー・ダイアログを2015年に引き続き、2016年6月9日に開催し、ご意見を伺いました。

出席者

有識者

國部 克彦様

神戸大学大学院
経営学研究科・教授

檜山 洋子様

弁護士・米国NY州弁護士/
エートス法律事務所

白鳥 和彦様

(株)積水インテグレーテッドリサーチ 主席研究員

NTN出席者

仲野 浩史

取締役
CSR(社会的責任)推進本部
本部長

松谷 季之

総務・環境管理部長

黒田 康之

CSR(社会的責任)推進本部
CSR部長

梨岡 英理子様(司会)

公認会計士/(株)環境管理会計研究所 代表取締役

テーマ1 NTNのCSR

第1回での
ご意見
  • 今後は、事業活動とCSR活動の一層の連携が重要である。
  • CSR活動の発展のためには企業活動に「価値創造」を組み合わせることが重要である。
その後の
対応進捗
  • 本業での省エネ・地球環境保全に加えて、自然エネルギー事業などの新事業でも、事業活動と自然エネルギー活用・地域社会への貢献とを連携させています。
  • 製品を通じた「価値創造」として、地球環境・地域社会・人材などへ配慮した、持続可能性のある社会への視点で、企業活動にCSR活動を組み込んでいます。
第2回での
ご意見
  • CSRの優先度と方向性をCSRのマテリアリティとし、非財務指標のKPIでその進捗を開示することが望ましい。マテリアリティは状況の変化に鑑み3年毎に変えるなどしても良い。
  • CSR目標(経営目標も)は、アクションプランだけでなく、低成長の時代にはベンチマークで維持していくことも必要。
  • 価値創造として、大きな方針のもと、マテリアリティを中長期的に考えていくことが大切。
  • 日本のエネルギー全体として地産地消をきちんとしていく必要がある。そこに貢献する事業はすばらしい。
  • レポーティングは(総花的でなく)今年の重点など分かりやすく伝えると良い。

テーマ2 グローバル

第1回での
ご意見
  • 海外を含めたネットワークを構築し、相互交流することでNTNがグローバルに結合できる。
その後の
対応進捗

経営会議、CSRグローバル会議などを英語で開催し、各種データベースの英語化、企業内電子ニュースの「e-Talk21」(英語版・日本語版併用)、季刊社内報「Blue Horizon」(英日併記)などで情報共有を推進しています。

 また、海外トレーニー・国際インターンシップ制度や海外工場からの研修受入れなどで相互の人的交流を図っています。

第2回での
ご意見
  • CSRグローバル会議は、地域毎に課題も違う中、エリア毎の課題の共有などで役に立つ。
  • For New Technology Networkの、ネットワークとしての広がり・つながりが大切。

テーマ3 コンプライアンス

第1回での
ご意見
  • 情報の共有化と透明性が重要である。
その後の
対応進捗

海外各地区の総支配人室に内部統制課を設置し、海外グループ企業のコンプライアンス推進体制を強化しつつ、各地域での事情や特性を踏まえ、地域ごとの施策を推進し、本社で全体統括管理し、内部監査部門でモニタリングしています。

第2回での
ご意見
  • コーポレートガバナンス・コードへの対応はきちんとされている。コーポレートガバナンス・コードは、本来は中長期的思考であり、すべてのステークホルダーのためにあると述べられており、中長期的な価値創造を示すことが大切。
  • コンプライアンスのシステムだけでは対応できないこともあり、現場と経営との距離で防げることもある。頑張れが圧力にならないよう、コミュニケーションとフィードバックのプロセスが大切。

テーマ4 環境

第1回での
ご意見
  • 「価値創造」といえる環境商品の紹介をして欲しい。
その後の
対応進捗

「価値創造」領域として自然エネルギー事業、自動車の電動化・安全革命でのEV事業、人との協働・共生のロボット事業、ビッグデータを活用したサービス・ソリューション事業などを展開します。自然エネルギー事業では、垂直軸風車、小水力発電装置などによる電力を、EVの充電や野菜工場の照明などに活用するエネルギー循環型モデルの実証実験としてグリーンパワーパークを設立しました。

第2回での
ご意見
  • グリーンパワーパークは、企業だけでなく、地域を含めて社会的基盤を強化していく良い取り組みで、社会貢献としても好ましい。
  • ベアリングそれ自体にコアとしてまだまだ可能性があるのでは。回りやすい・止まりやすいなど回転・動くことの付加価値がもっとあるのでは。新しい役割も期待したい。

テーマ5 創業100周年と今後の課題

第2回での
ご意見
  • 100周年に向けて、「価値創造」の見せ方にもう一工夫をお願いしたい。企業が持続していく際に立ち戻るところとして企業理念があり、従業員が誇りに思えるよう100周年を迎えてほしい。
  • 従業員にコンプライアンス以外のCSR意識調査などグローバルにしてはどうか。理念の浸透確認には調査が必要。